新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)が世界中に拡散する中、韓国の地方自治団体と姉妹提携している中国の地方政府が支援を要請した。現地では物資の入手が難しいうえ、価格も高騰しているからだ。
3日、忠清南道(チュンチョンナムド)によると、中国の姉妹都市である貴州をはじめ、遼寧・四川・雲南・広東・黒龍江省から医療用マスク(KF94)と防疫服・手袋・長靴など新型コロナ防疫に関する物資を送ってほしいという要請を受けた。忠清南道(チュンチョンブクド)は中国の7つの省・自治州と姉妹提携、6省と友好協力関係を結んでいる。
新型コロナ発症の震源地、湖北省と隣接している貴州省は最近、忠清南道に「263万個(16品目)に及ぶ物品を確保できるように支援してほしい」と要請した。忠清南道は道内の関連企業を通じて貴州省が医療用マスクと手袋・保護メガネなどを購入する過程を支援した。
中国の一部の地方政府は、購入業者との仲介のほか、直接現物を送ってほしいと要請している。韓国地方自治団体との交流業務を担当する職員は、毎日電話をかけて「助けてほしい」と訴えている状況だという。忠清南道は人道的次元で物資を支援する案を検討中だ。内部の議論と知事の決裁が終わり次第予備費を編成する予定だ。
論山(ノンサン)市も最近、姉妹都市の吉林省錦州市から医療用品の支援を要請され、3000万ウォン(約274万円)相当の物資を購入できるように企業を斡旋した。
忠清南道の関係者は「現在までは協力要請があれば、道内・外の企業を物色して斡旋を行っている」とし「国内の状況も余裕がないため現物を送るなどの直接的支援策は慎重な議論が必要」と述べた。
行政安全部は各自治体で行われる対中国支援について「状況に応じて支援規模や時期などを決定すればよい」という方針を伝えたという。
政府機関所属で湖北省近所の市に勤務して最近帰国した関係者は「現地では中央政府の支援が限界に達して、韓国に入国した政府・企業関係者にも支援要請が相次いでいる状況」とし「国内で必要な量を確保できれば、今後の中国との関係などを考慮し、積極的に支援することが望ましい」と述べた。
忠清北道と清州(チョンジュ)市・忠清北道の企業関係者は先月30日、新型コロナウイルス感染症に苦しんでいる中国湖北省と武漢市を助けるために1億4000万ウォンを忠北赤十字社に指定寄託した。忠清北道赤十字社はこの資金で衛生マスクや防護服などの医療用品や医療機器など中国現地で必要とされている救援物資を購入する予定だ。
李始鍾(イ・シジョン)忠清北道知事は王暁東湖北省長に親書を送り、湖北省が早期に新型コロナ危機を克服し、本来の躍動的な姿に戻るよう願った。忠清北道と湖北省は2014年に姉妹提携を結んだ後、投資協約や文化・スポーツなど様々な分野で交流を続けてきた。昨年6月には姉妹提携5周年を迎え、李始鍾知事と王暁東省長が湖北博物館で記念植樹し、経済交流を約束した。
李知事は「厚い友情を築いてきた湖北省武漢市でマスクや防護服、医療用手袋などの衛生用品が不足しているという知らせを聞き、道内の企業と共に支援することで思いが一致した」と述べた。
江原道(カンウォンド)は新型コロナのため苦境にある中国の姉妹都市などにマスク30万枚を支援することを決定した。まず姉妹都市の中国吉林省にマスク21万枚を支援し、北京にも6万枚、長沙にも3万枚送ることにした。
江原道は4日午前、仁川(インチョン)空港から中国吉林省長春空港に向かう航空便でマスク13万枚を送る。残りの8万枚は8日に送る予定だ。北京と長沙へのマスクは、遅くとも2月中旬以前に支援を完了する計画だ。中国に支援されたマスクは江原道内のある企業が生産したもので、当該事業には1億4000万ウォンの予算が投入されたと伝えられた。
崔文洵(チェ・ムンスン)江原知事は「吉林省は1994年から26年以上姉妹提携関係を続けている」とし「長年関係を続けてきた中国が事態を早期に克服できるよう支援するため、医療・救護物資をはじめとする医療従事者派遣など、多角的な支援を検討している」と述べた。
釜山市は姉妹都市の上海、友好協力都市の天津・重慶、交流協力都市の山西省などからマスク・防護服・ゴーグル・手袋などの医療用品の支援を頼まれた。釜山市は国内でもマスクが品切れ状態になっている状況のため支援は容易ではないと判断している。ただし、現地の医療スタッフが使用物品の支援が可能かどうか調査中だ。
3日、忠清南道(チュンチョンナムド)によると、中国の姉妹都市である貴州をはじめ、遼寧・四川・雲南・広東・黒龍江省から医療用マスク(KF94)と防疫服・手袋・長靴など新型コロナ防疫に関する物資を送ってほしいという要請を受けた。忠清南道(チュンチョンブクド)は中国の7つの省・自治州と姉妹提携、6省と友好協力関係を結んでいる。
新型コロナ発症の震源地、湖北省と隣接している貴州省は最近、忠清南道に「263万個(16品目)に及ぶ物品を確保できるように支援してほしい」と要請した。忠清南道は道内の関連企業を通じて貴州省が医療用マスクと手袋・保護メガネなどを購入する過程を支援した。
中国の一部の地方政府は、購入業者との仲介のほか、直接現物を送ってほしいと要請している。韓国地方自治団体との交流業務を担当する職員は、毎日電話をかけて「助けてほしい」と訴えている状況だという。忠清南道は人道的次元で物資を支援する案を検討中だ。内部の議論と知事の決裁が終わり次第予備費を編成する予定だ。
論山(ノンサン)市も最近、姉妹都市の吉林省錦州市から医療用品の支援を要請され、3000万ウォン(約274万円)相当の物資を購入できるように企業を斡旋した。
忠清南道の関係者は「現在までは協力要請があれば、道内・外の企業を物色して斡旋を行っている」とし「国内の状況も余裕がないため現物を送るなどの直接的支援策は慎重な議論が必要」と述べた。
行政安全部は各自治体で行われる対中国支援について「状況に応じて支援規模や時期などを決定すればよい」という方針を伝えたという。
政府機関所属で湖北省近所の市に勤務して最近帰国した関係者は「現地では中央政府の支援が限界に達して、韓国に入国した政府・企業関係者にも支援要請が相次いでいる状況」とし「国内で必要な量を確保できれば、今後の中国との関係などを考慮し、積極的に支援することが望ましい」と述べた。
忠清北道と清州(チョンジュ)市・忠清北道の企業関係者は先月30日、新型コロナウイルス感染症に苦しんでいる中国湖北省と武漢市を助けるために1億4000万ウォンを忠北赤十字社に指定寄託した。忠清北道赤十字社はこの資金で衛生マスクや防護服などの医療用品や医療機器など中国現地で必要とされている救援物資を購入する予定だ。
李始鍾(イ・シジョン)忠清北道知事は王暁東湖北省長に親書を送り、湖北省が早期に新型コロナ危機を克服し、本来の躍動的な姿に戻るよう願った。忠清北道と湖北省は2014年に姉妹提携を結んだ後、投資協約や文化・スポーツなど様々な分野で交流を続けてきた。昨年6月には姉妹提携5周年を迎え、李始鍾知事と王暁東省長が湖北博物館で記念植樹し、経済交流を約束した。
李知事は「厚い友情を築いてきた湖北省武漢市でマスクや防護服、医療用手袋などの衛生用品が不足しているという知らせを聞き、道内の企業と共に支援することで思いが一致した」と述べた。
江原道(カンウォンド)は新型コロナのため苦境にある中国の姉妹都市などにマスク30万枚を支援することを決定した。まず姉妹都市の中国吉林省にマスク21万枚を支援し、北京にも6万枚、長沙にも3万枚送ることにした。
江原道は4日午前、仁川(インチョン)空港から中国吉林省長春空港に向かう航空便でマスク13万枚を送る。残りの8万枚は8日に送る予定だ。北京と長沙へのマスクは、遅くとも2月中旬以前に支援を完了する計画だ。中国に支援されたマスクは江原道内のある企業が生産したもので、当該事業には1億4000万ウォンの予算が投入されたと伝えられた。
崔文洵(チェ・ムンスン)江原知事は「吉林省は1994年から26年以上姉妹提携関係を続けている」とし「長年関係を続けてきた中国が事態を早期に克服できるよう支援するため、医療・救護物資をはじめとする医療従事者派遣など、多角的な支援を検討している」と述べた。
釜山市は姉妹都市の上海、友好協力都市の天津・重慶、交流協力都市の山西省などからマスク・防護服・ゴーグル・手袋などの医療用品の支援を頼まれた。釜山市は国内でもマスクが品切れ状態になっている状況のため支援は容易ではないと判断している。ただし、現地の医療スタッフが使用物品の支援が可能かどうか調査中だ。
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