新型肺炎の中国内拡散速度と規模はすでに2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)を超えた。すでにSARSと中東呼吸器症候群(MERS)のため年間経済成長率が0.2%前後に落ちた経験をした韓国としては緊張せざるをえない。内外の経済機関の見通しもますます悲観的になりつつある。韓国銀行は今回の事態が中国経済に及ぼす影響がSARSより大きいものと予想した。一部専門家らは新型肺炎による世界経済への影響がSARS当時の3~4倍に達するという予想もしている。その上SARS当時は中国経済が拡張期のため迅速な回復が可能だったが、鈍化傾向に差し掛かった現在ではそうした期待は容易でないという見方も出ている。
SARS当時より中国への依存度がはるかに高まった韓国経済が受ける打撃はいうまでもない。実際に新型肺炎による韓国証券市場の下落幅は世界の証券市場の2倍以上になるほど金融市場は不安だ。しかもきょう春節連休が終わり取引が再開される中国証券市場が急落すれば世界の金融市場もともに不安になる可能性は大きい。何より心配なのは実体経済の悪化だ。企業は中国内工場を止めたり駐在員を帰国させるなどパニック状況だ。中国に大きく依存しているグローバル製造部品サプライチェーンの損傷まで心配しなければならない状況だ。そうでなくても韓国の製造業は昨年に稼動率が通貨危機以降で最低水準を記録するほど困難に直面している。「中国発肺炎ショック」でサプライチェーンまで揺らげば韓国の製造業はさらに大きな危機を迎えかねない。
SARS当時より中国への依存度がはるかに高まった韓国経済が受ける打撃はいうまでもない。実際に新型肺炎による韓国証券市場の下落幅は世界の証券市場の2倍以上になるほど金融市場は不安だ。しかもきょう春節連休が終わり取引が再開される中国証券市場が急落すれば世界の金融市場もともに不安になる可能性は大きい。何より心配なのは実体経済の悪化だ。企業は中国内工場を止めたり駐在員を帰国させるなどパニック状況だ。中国に大きく依存しているグローバル製造部品サプライチェーンの損傷まで心配しなければならない状況だ。そうでなくても韓国の製造業は昨年に稼動率が通貨危機以降で最低水準を記録するほど困難に直面している。「中国発肺炎ショック」でサプライチェーンまで揺らげば韓国の製造業はさらに大きな危機を迎えかねない。
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