5年3カ月の訴訟の末、離婚が法的に確定した李富真氏(左)と任佑宰氏(右)
27日、韓国法院によると、大法院1部(主審パク・ジョンファ最高裁判事)は今月16日、李氏が任氏を相手取って出した離婚訴訟上告審で原告の一部勝訴と判決した原審を確定した。
この判決で李氏は子女に対する親権と養育権を持つことになった。また、財産分割のために李氏が任氏に141億1300万ウォン(約13億1500万円)を支払うよう命じた2審の判断はそのまま維持された。
任氏は訴訟の過程で、李氏の全体財産が2兆5000億ウォン台になると主張し、その半分の1兆2000億ウォン台の財産分割を要求していたことが分かった。これは当時までの国内財産分割訴訟請求額としては最大規模で世間の耳目を集めた。だが、大法院は審理なく上告を棄却し、原審を確定した。
これで、李氏が2014年10月に離婚調停を申請して破局が公式化してから5年3カ月ぶりに法的離婚が一段落した。李氏側の代理人は「裁判所に感謝する」とコメントする一方、任氏側は「(判決に対して)さまざまな疑問を感じる」と遺憾の意を隠さなかった。
任氏は大法院にまで裁判を持ち込んだが、大法院は審理を開かないまま上告を棄却し、原審をそのまま確定した。
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