大統領の言葉にも凄じい力が加えられている。文大統領が新年記者会見で「チョ・グク前長官にとても大きな負い目を感じている」と言うと、2日後に新任検察幹部が「チョ・グク氏を無嫌疑で処理しなければならない」と主張した。青瓦台に向かって捜査の矛先を向けていた検事長は全員交代され、明日は部長・検事補に対する報復粛清が予告されている。軍事独裁政権もこれほどではなかった。
文大統領の「もう米朝対話だけを見つめない」という発言もものすごい波紋を起こした。それにけちをつけたハリス駐韓米大使に向かって「朝鮮総督か」(民主党議員)、「鼻ひげが日本巡査のようだ」(親文ネットユーザー)という人種差別・人格殺人の無差別的な攻撃が注がれた。大統領の一言に青瓦台・政府・民主党がスクラムを組んでひとまず押しつけるわけだ。常識や合理的な判断は姿を消した。
【コラム】文大統領の危険な勝負手(2)
文大統領の「もう米朝対話だけを見つめない」という発言もものすごい波紋を起こした。それにけちをつけたハリス駐韓米大使に向かって「朝鮮総督か」(民主党議員)、「鼻ひげが日本巡査のようだ」(親文ネットユーザー)という人種差別・人格殺人の無差別的な攻撃が注がれた。大統領の一言に青瓦台・政府・民主党がスクラムを組んでひとまず押しつけるわけだ。常識や合理的な判断は姿を消した。
【コラム】文大統領の危険な勝負手(2)
この記事を読んで…