「乗っていた飛行機が墜落した。乗客もたくさん乗っている」--。
15日正午ごろ「航空機が墜落した」という住民の申告を受けて、事実確認を急いでいた救助隊の119状況室に、墜落事実を確認する申告が届いた。事故現場近くの金海市(キムヘシ)ジネ洞のブルアム派出所に、血まみれになった男がやって来て、墜落の事実を知らせたのだ。
この申告で、救助隊メンバーは山中をさ迷うことなく、即時現場に向かうことができた。おかげで、多くの乗客を救助できた。
血まみれになって警察に墜落の事実を伝えた主人公は、中国延吉出身の金文学(キム・ムンハック、34)さん。釜山(プサン)のドンジン商船の船員である金さんは、2年ぶりに休みを取って、中国に住む家族と1カ月間一緒に過ごした後、釜山に帰ってくる途中だった。
北京まで見送りに来た妻は「遠く旅立つ人に涙を見せると、縁起が悪い」と、無理に笑って見せた。置いてきた家族のことを振り返っていた時、「まもなく着陸します」と機内放送が流れた。
しかし、なにか変だった。機体が船のように左右に大きく揺れた。その瞬間、気を失ってしまった。
どれくらい経ったのだろうか。目が覚めると、全身に痛みが走った。黒い煙のなかから、機体にあいた穴を通って外に出て、とにかく歩き続けた。煙と霧でどこに向かっているのか分からなかった。
何度か倒れながら30分ほど下っていると、民家が見えてきた。すぐさま119に電話をした。それでも安心できなかった。タクシーに乗って最寄りの警察署を訪ねた。血を流しながらブルアム派出所に入って来た金さんは、緊迫した顔で「飛行機が墜落した」と話した。警察はむしろ、「住民登録証を見せてほしい」と言うなど、疑心暗鬼の様子だった。金さんが墜落の状況を具体的に説明すると、派出所職員は現場の確認に出た警官に墜落地点を知らせた。
金さんは「無理をしながら山を下ってきたのは、飛行機に非常に多くの人が乗っており、1人でも多く救助しなければと思ったからだ」と話した。
病院に駆けつけたドンジン商船の金船長は、「長期間の航海後は普通3~4カ月休むが、金さんは非常に真面目で、休みを1カ月に減らしてほしいと頼みに来るほどだった」と語った。
一方、負傷者らが自分の体よりも他の重傷者の救出に率先し、死者を減らすのに大きく寄与した。
15日正午ごろ「航空機が墜落した」という住民の申告を受けて、事実確認を急いでいた救助隊の119状況室に、墜落事実を確認する申告が届いた。事故現場近くの金海市(キムヘシ)ジネ洞のブルアム派出所に、血まみれになった男がやって来て、墜落の事実を知らせたのだ。
この申告で、救助隊メンバーは山中をさ迷うことなく、即時現場に向かうことができた。おかげで、多くの乗客を救助できた。
血まみれになって警察に墜落の事実を伝えた主人公は、中国延吉出身の金文学(キム・ムンハック、34)さん。釜山(プサン)のドンジン商船の船員である金さんは、2年ぶりに休みを取って、中国に住む家族と1カ月間一緒に過ごした後、釜山に帰ってくる途中だった。
北京まで見送りに来た妻は「遠く旅立つ人に涙を見せると、縁起が悪い」と、無理に笑って見せた。置いてきた家族のことを振り返っていた時、「まもなく着陸します」と機内放送が流れた。
しかし、なにか変だった。機体が船のように左右に大きく揺れた。その瞬間、気を失ってしまった。
どれくらい経ったのだろうか。目が覚めると、全身に痛みが走った。黒い煙のなかから、機体にあいた穴を通って外に出て、とにかく歩き続けた。煙と霧でどこに向かっているのか分からなかった。
何度か倒れながら30分ほど下っていると、民家が見えてきた。すぐさま119に電話をした。それでも安心できなかった。タクシーに乗って最寄りの警察署を訪ねた。血を流しながらブルアム派出所に入って来た金さんは、緊迫した顔で「飛行機が墜落した」と話した。警察はむしろ、「住民登録証を見せてほしい」と言うなど、疑心暗鬼の様子だった。金さんが墜落の状況を具体的に説明すると、派出所職員は現場の確認に出た警官に墜落地点を知らせた。
金さんは「無理をしながら山を下ってきたのは、飛行機に非常に多くの人が乗っており、1人でも多く救助しなければと思ったからだ」と話した。
病院に駆けつけたドンジン商船の金船長は、「長期間の航海後は普通3~4カ月休むが、金さんは非常に真面目で、休みを1カ月に減らしてほしいと頼みに来るほどだった」と語った。
一方、負傷者らが自分の体よりも他の重傷者の救出に率先し、死者を減らすのに大きく寄与した。
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