<韓国・国際10大ニュース>チョ・グク事態第2ラウンド、トランプ・金正恩ノーディール…韓半島が沸き返った(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
2019.12.30 11:05
<国際ニュース>
(1)「ハノイ・ノーディール」で米朝交渉が膠着状態、新年挑発の可能性
米朝関係は2月ベトナム・ハノイ首脳会談が「ノーディール」に終わってから急転直下した。6月30日、板門店(パンムンジョム)でドナルド・トランプ大統領と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長のサプライズ会談はあったものの、非核化交渉の動力につなげることができなかった。金委員長の誕生日(1月8日)等を前後して新年の超挑発可能性がある。
(2)米中貿易戦争第1次に合意したが…時限爆弾残ったまま
米中が12月13日に「第1段階貿易合意」を成立させた。中国は米国産農産物を大量購入し、米国は中国に対する関税の一部を撤回することにした。だが、中国の不公正貿易慣行を根絶するというトランプ大統領の目標に変わりはない。第2段階貿易合意に向かって進む米中葛藤は依然として時限爆弾だ。
(3)香港民主化デモ、中国の一国二制度揺るがす
犯罪者を香港から中国本土に送還できるようにする「犯罪人引渡法(送還法)」に対する反対デモが野火のように広がり、100万人以上が参加した。送還法猶予決定後も民主化デモは続いている。11月、香港旧議会選挙で民主派が圧勝を収めた。中国の「一国二制度」が揺れている。
(4)トランプの弾劾案、米国下院で可決…上院は通過できない見通し
トランプ大統領に対する弾劾訴追案が今月18日(現地時間)、米下院で可決された。だが、共和党が過半数を占める上院で弾劾案が可決される可能性はゼロに近い。弾劾調査はトランプ大統領がウクライナの大統領に民主党大統領候補のジョー・バイデン氏の弱点を探るように要求したという政治スキャンダルから始まった。
(5)ボーイング737MAXの相次ぐ墜落惨事…各国が運航を禁止
昨年10月、インドネシアのLion Air(ライオン・エア)ボーイング737MAX機種の旅客機墜落事故に続き、今年3月に同機種のエチオピア航空旅客機が墜落して346人が亡くなった。737MAX機種は米国をはじめ世界約40カ国で運航が禁止され、ボーイングは来年1月から生産の一時中断を決めた。
(6)徳仁天皇即位…日本「令和」時代到来
5月1日、明仁上皇(86)の長男である徳仁天皇(59)が第126第天皇として即位した。新天皇の即位で、日本では「令和(「美しい調和」という意味の年号)」時代が始まった。初の戦後世代天皇となる徳仁天皇は、即位式で「世界平和と憲法を遵守する」と誓った。
(7)英国総選挙で保守党圧勝…勢い増す「ブレグジット」
今月12日、英国の総選挙でボリス・ジョンソン首相率いる執権保守党が圧勝した。今回の早期総選挙は、議会でブレグジット〔英国の欧州連合(EU)脱退〕関連の法案が否決され続ける中で、ジョンソン首相が出た賭けだった。ジョンソン首相は議会でブレグジット法案処理後、来年EUと交渉を終える計画だ。
(8)核合意破棄…米国・イランのホルムズ葛藤深まる
イランがウラン濃縮度の上方修正を発表し、「イラン核合意(JCPOA、包括的共同行動計画)」で制限されている3.67%を超えて、事実上、武器化が可能な高濃縮ウランを生産するかもしれないと示唆した。米国が昨年5月、核合意から一方的に脱退した後、対イラン制裁を強化したことに対しする対応措置だ。
(9)IS首魁アルバグダディ、米軍に追い詰められて自爆
イスラム極端主義テロ組織「イスラム国(IS)」の指導者、アブ・バクル・アルバグダディが10月26日(現地時間)、シリア北部イドリブ県バリシャで死亡した。米特殊部隊員に追い詰められ、自爆を選んだ。トランプ大統領はアルバグダディが「おくびょう者のように、犬のように死んだ」とした。ISは米国に報復を警告した。
(10)トルコ、クルド族を攻撃…「トランプ大統領がクルド族を見捨てた」
10月、トランプ大統領のシリア駐留米軍撤退発表直後、トルコが「目の上のたんこぶ」扱いしてきたクルド族掃討のために「平和の泉」軍事作戦に踏み切った。米軍主導のIS撃退作戦で危険を共にしてきたクルド族を見捨てたという非難が出たため、米国はトルコを制裁して休戦を仲裁したが、クルド族はすでに大きな被害を受けた後だった。
<韓国・国際10大ニュース>チョ・グク事態第2ラウンド、トランプ・金正恩ノーディール…韓半島が沸き返った(1)
(1)「ハノイ・ノーディール」で米朝交渉が膠着状態、新年挑発の可能性
米朝関係は2月ベトナム・ハノイ首脳会談が「ノーディール」に終わってから急転直下した。6月30日、板門店(パンムンジョム)でドナルド・トランプ大統領と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長のサプライズ会談はあったものの、非核化交渉の動力につなげることができなかった。金委員長の誕生日(1月8日)等を前後して新年の超挑発可能性がある。
(2)米中貿易戦争第1次に合意したが…時限爆弾残ったまま
米中が12月13日に「第1段階貿易合意」を成立させた。中国は米国産農産物を大量購入し、米国は中国に対する関税の一部を撤回することにした。だが、中国の不公正貿易慣行を根絶するというトランプ大統領の目標に変わりはない。第2段階貿易合意に向かって進む米中葛藤は依然として時限爆弾だ。
(3)香港民主化デモ、中国の一国二制度揺るがす
犯罪者を香港から中国本土に送還できるようにする「犯罪人引渡法(送還法)」に対する反対デモが野火のように広がり、100万人以上が参加した。送還法猶予決定後も民主化デモは続いている。11月、香港旧議会選挙で民主派が圧勝を収めた。中国の「一国二制度」が揺れている。
(4)トランプの弾劾案、米国下院で可決…上院は通過できない見通し
トランプ大統領に対する弾劾訴追案が今月18日(現地時間)、米下院で可決された。だが、共和党が過半数を占める上院で弾劾案が可決される可能性はゼロに近い。弾劾調査はトランプ大統領がウクライナの大統領に民主党大統領候補のジョー・バイデン氏の弱点を探るように要求したという政治スキャンダルから始まった。
(5)ボーイング737MAXの相次ぐ墜落惨事…各国が運航を禁止
昨年10月、インドネシアのLion Air(ライオン・エア)ボーイング737MAX機種の旅客機墜落事故に続き、今年3月に同機種のエチオピア航空旅客機が墜落して346人が亡くなった。737MAX機種は米国をはじめ世界約40カ国で運航が禁止され、ボーイングは来年1月から生産の一時中断を決めた。
(6)徳仁天皇即位…日本「令和」時代到来
5月1日、明仁上皇(86)の長男である徳仁天皇(59)が第126第天皇として即位した。新天皇の即位で、日本では「令和(「美しい調和」という意味の年号)」時代が始まった。初の戦後世代天皇となる徳仁天皇は、即位式で「世界平和と憲法を遵守する」と誓った。
(7)英国総選挙で保守党圧勝…勢い増す「ブレグジット」
今月12日、英国の総選挙でボリス・ジョンソン首相率いる執権保守党が圧勝した。今回の早期総選挙は、議会でブレグジット〔英国の欧州連合(EU)脱退〕関連の法案が否決され続ける中で、ジョンソン首相が出た賭けだった。ジョンソン首相は議会でブレグジット法案処理後、来年EUと交渉を終える計画だ。
(8)核合意破棄…米国・イランのホルムズ葛藤深まる
イランがウラン濃縮度の上方修正を発表し、「イラン核合意(JCPOA、包括的共同行動計画)」で制限されている3.67%を超えて、事実上、武器化が可能な高濃縮ウランを生産するかもしれないと示唆した。米国が昨年5月、核合意から一方的に脱退した後、対イラン制裁を強化したことに対しする対応措置だ。
(9)IS首魁アルバグダディ、米軍に追い詰められて自爆
イスラム極端主義テロ組織「イスラム国(IS)」の指導者、アブ・バクル・アルバグダディが10月26日(現地時間)、シリア北部イドリブ県バリシャで死亡した。米特殊部隊員に追い詰められ、自爆を選んだ。トランプ大統領はアルバグダディが「おくびょう者のように、犬のように死んだ」とした。ISは米国に報復を警告した。
(10)トルコ、クルド族を攻撃…「トランプ大統領がクルド族を見捨てた」
10月、トランプ大統領のシリア駐留米軍撤退発表直後、トルコが「目の上のたんこぶ」扱いしてきたクルド族掃討のために「平和の泉」軍事作戦に踏み切った。米軍主導のIS撃退作戦で危険を共にしてきたクルド族を見捨てたという非難が出たため、米国はトルコを制裁して休戦を仲裁したが、クルド族はすでに大きな被害を受けた後だった。
<韓国・国際10大ニュース>チョ・グク事態第2ラウンド、トランプ・金正恩ノーディール…韓半島が沸き返った(1)
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