徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)教授研究チーム提供
今回の件は先週リバプールが旭日旗模様を使用して論議を呼んだことに対する措置であり、英国のプレミアリーグ、スペインのラ・リーガ、ドイツのブンデスリーガー、イタリアのセリエAの欧州4大サッカーリーグ側にメールを送ったのだ。
徐教授は「プレミアリーグだけではなく、ラ・リーガの公式SNSにも旭日旗の模様が登場して論議を呼んだ。このように世界のサッカーファンの耳目を集める欧州リーグでは絶えず旭日旗が登場してきた」と伝えた。
続いて「日本の旭日旗はドイツのハーケンクロイツと同じ意味の『戦犯旗』という歴史的事実が入った映像と、世界的なスポーツ企業が旭日旗模様の使用をやめた事例集を共に添付した」と説明した。
特に徐教授は「FIFA傘下機関のAFCが2017年チャンピオンズリーグ予選当時、旭日旗を掲げて応援した川崎球団に罰金1万5000ドルを科したという事実を強調した」と明らかにした。
今回のリバプール旭日旗事件は世界的なスポーツメディアのESPN、ゴールドットコムなどでも扱われ、世界のサッカーファンにも広く知られた。
これに関し徐教授は「ESPNの場合、『旭日旗は過去の日本帝国の旗であり軍国主義と弾圧の象徴だった』と旭日旗の正確な意味を読者に知らせたのは大きな成果と見ることができる」と伝えた。
また「このように旭日旗模様の使用を非難するだけでなく、こうした状況を世界的なイシューにして全世界のサッカーファンに『旭日旗=戦犯旗』であることを広く知らせる良い機会にしなければいけない」と強調した。
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