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<韓中首脳会談>「香港は中国の内政…文大統領が明らかにした」 中国が一方的に発表(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
会談で習主席は迂回的に米国を批判した。「現在、保護主義と一方主義、覇権的な形態が流れに逆らって動いていて、グローバルガバナンスを乱しながら世界の平和と安定を脅かしている」としながらだ。韓国を中国側に引き寄せようとする言及も続いた。習主席は冒頭発言でも「韓国と中国は絶えず緊密に協力してきた友人でありパートナー」とし「現在、世界的に100年間なかった大きな変曲にも、戦略的協力パートナー関係を深化・発展させ、両国は共通の利益を守り、実現しなければならない」と強調した。続いて「私は文大統領と共に中韓関係が新たに、さらに高いレベルに向かうよう牽引(けんいん)する役割を発揮するだろう」と約束した。「変曲」はトランプ政権発足後、さらに強化された米国第一主義を狙った発言とみられる。これに関連して、「文大統領が『韓中は共同運命体という考えを改めて感じることになる』と言及した」と青瓦台関係者が紹介した。

米中間の戦略競争の中で、北朝鮮問題や経済協力などで中国の役割を強調した発言は韓国側からも出てきた。文大統領は「習主席と私が中国の一帯一路構想と韓国の新南方・新北方政策間の連繋協力を摸索するよう合意して以来、最近、具体的な共同報告書も採択された」とし「これを土台に、第三国に共同進出してシナジー効果を出すことができる」と話した。

また、文大統領は習主席に「できるだけ近いうちに韓国を訪問してほしい」と要請し、習主席はこの招待に感謝の気持ちを表しながら「訪韓を積極的に検討する」と答えた。


◆李克強首相「相互信頼と協力、交流促進」

文大統領はこの日、北京で習主席と昼食を取った後、直ちに韓日中首脳会議が開かれる成都に移動し、錦江ホテルで李克強中国首相との会談と夕食会に臨んだ。文大統領は「修交30周年を控えた今、韓中両国は共に守ってきた価値をさらに深化させて、さまざまな領域に拡散していくものと考える」と話した。これに対し李総理は「今回の首脳会談を通じて、中韓日協力を推進するだけでなく、中韓間の政治的相互信頼と実質的な協力、交流促進を推進していきたい」と答えた。


<韓中首脳会談>「香港は中国の内政…文大統領が明らかにした」 中国が一方的に発表(1)

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