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【コラム】ポスコはどのように韓国唯一の灯台工場になったのか(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

AIディープラーニングを導入したポスコ第2熱延工場統合運転室。過去には職人級の熟練した操業者が手作業でしていたことをいまはAIが代行する。人はモニターの数字を監視していればよい。AIの助けを受け入社2~3カ月のインターンでもキャリア20年目の操業者のような結果を作り出すことができる。写真のソン・ヨンジュンさんはインターン社員で、基礎設備教育後10月から加熱炉設備運転を担当している。[写真 ポスコ]

すべての期待と予測を崩した1日だった。メディアは衝撃に包まれたこの日をこのように記録した。「人間が作った人工知能に人間が負けた」。

プロ囲碁棋士イ・セドル九段がグーグルディープマインドの人工知能(AI)アルファ碁との初めての対局で完敗した2016年3月9日の話だ。「機械が人間より優秀になり人間を代替しないか心配」(英デイリーメール)としながらみんなが茫然自失している時にだれかは機会を見つけた。当時ポスコで工程エンジニアリングソリューション室長を務めていたイ・サンヒョン常務もそのうちの1人だった。

だれに言われるでもなく彼はすぐに研究員を全員呼び集めた。ポスコにはその当時AI専門家といえるほどの人もいなかったが、電機・電子だけでなくデータ・ロボットなどを専攻した研究員10人ほどが集まった。まさにその週末にイ室長がAI戦略の概略を盛り込み当時の権五俊(クォン・オジュン)会長宛てに電子メールを送るほど強度の高いスタディが続いた。何人もいない学界研究者に会い現場の声をまとめるなど週末も返上して全力疾走した。それからわずか3カ月後、ポスコは浦項(ポハン)第2高炉など工場3カ所でディープラーニング基盤のAI製鉄所を稼動した。韓国だけでなく世界の鉄鋼業界でも初めてだった。


そしてさらに3年後の今年7月、世界経済フォーラム(WEF)が選定した26カ所の灯台工場(AIなど第4次産業革命の核心技術を積極的に導入し製造業の未来をリードする工場)に韓国企業としては唯一登録された。いまポスコにはAIが適用された工場をベンチマーキングしようとするサムスンやLGなど大企業役員の訪問が相次いでいる。中国だけでなくさらに「韓国鉄鋼業の師である日本の主要鉄鋼メーカーから先に関連技術交流を要請してくるほど」(キム・ギス工程エンジニアリング研究所常務)になった。強力な推進力を発揮するオーナーどころか政権が変わるたびに政治的外圧で会長が1年以内に変わるのが慣行のようになっていたポスコはどのようにサムスン電子や現代自動車など主要製造大企業より先立ちこれほど速く成果を出すことができたのだろうか。こうした疑問を抱いて12日に浦項(ポハン)を訪れた。

1日1万5000トンを処理する第2熱延工場の真ん中に位置した統合運転室は外観からはそれほど革新的に見えなかった。各工程を見せる監視カメラの画面と暗号のような数字が絶えず変わるモニター数十台をわずか5~6人の作業員が統制していたが、最近ではある程度自動化された製造工場ではよく見られる姿だ。

ポスコが韓国唯一の灯台工場に選ばれるほど認められた革新は、モニターが並んでいる運転室そのものではなく、そこで作業する人にあった。運転室で会ったチョン・テギ工場長は「いまここには入社して2カ月にならないインターン社員が退職を控えた40年目のベテランと共同作業している」と説明した。高度で熟練した作業者の微細な勘とノウハウが中国など後発走者よりも大きく先を走ることができる核心競争力という点を考えると心配が先立つのも事実だ。だがポスコはAI導入以前よりも生産性が非常に高くなり、費用は大きく低くなった。AIが人に代わったからではない。人材はそのままだ。代わりに作業者の暮らしの質は向上し、工場では生産性が大きく上がった。

たとえば浦項をはじめ世界14カ所にある鋼板亜鉛めっき(CGL)工場では亜鉛をあふれさせず不足することもなくぴったり合う厚さでコーティングすることが最も重要だ。高騰する原材料価格を考慮すると亜鉛を必要以上に厚くコーティングすれば費用損失が大きく、だからとあまりに薄く塗れば品質に問題が生じるためだ。過去には操業者に依存するほかなかった。勤務時間中は高度な集中力を動員し続けなければならないだけでなく、熟練した職人でも万一の不良に対する責任を問われるかと安定的に運用したため常にオーバーコーティング問題が発生し、これはそのままコスト上昇につながった。だが14カ所の工場操業者らの作業データを基盤に、ぴったりの厚さを見つけ出すようAIを学習させた結果、メキシコ工場ではオーバーコーティングが85%も減った。当面の費用削減よりさらに意味があるのは入社1年目の社員も最高職人の境地ほどではなくても20年目の社員でなければ出せなかった成果を出せるという点だ。「勤続年数イコール実力」だった鉄鋼の常識が変わった格好だ。


【コラム】ポスコはどのように韓国唯一の灯台工場になったのか(2)

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