70メートルをドリブルで突破して得点した孫興民(ソン・フンミン)がBBCベストイレブンに選ばれた。[写真 トッテナム インスタグラム]
BBCの解説者ガース・クルック氏は9日(日本時刻)、孫興民が3-4-3フォーメーションのベストイレブンの左MFに選ばれたと伝えた。ジョージ・バルドック (シェフィールド)、ジョーダン・ヘンダーソン(リバプール)、ジェームズ・マディソン(レスターシティ)が孫興民と共にMFに名を連ねた。FWはハリー・ケイン(トッテナム)、マーカス・ラッシュフォード(マンU)、ドミニク・カルバート=ルーイン(エバートン)だった。
孫興民は8日、イングランドプレミアリーグ第16節のバーンリーとのホーム試合で前半32分、約70メートルをドリブルで突破してゴールを決めた。ロナウド(ブラジル)、ディエゴ・マラドーナ(アルゼンチン)、ジョージ・ウェア(現リベリア大統領)などスーパースターを連想させるワンダーゴールだった。
ガース・クルック氏は孫興民のゴールをウェアと比較した。クルック氏は「グラウンドの端から最後まで走り、DF選手をすべて振り切ってゴールを決めた。このような場面を見せたのはリベリア大統領が最後だった」とし「久しぶりに孫興民がそれを見せた」と伝えた。ウェアはACミランに所属していた1996年、ベローナ戦で82メートルをドリブルして得点した。クルック氏は「孫興民のゴールは間違いなく『シーズン最高ゴール場面』候補」とし「ウェアのゴールと十分に比較できる」と評価した。
この記事を読んで…