韓国の韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了猶予決定を米国は即時歓迎した。ところが国務省は22日の論評で、「GSOMIAを更新(renew)するという韓国の決定を歓迎する」として韓国の発表と異なる表現を使った。これに先立ち青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室の金有根(キム・ユグン)第1次長は22日、「いつでもGSOMIAの効力を終了させることができるという前提で終了通知の効力を停止させることにした」と明らかにした。外信はこれを猶予(suspend)や条件付き(conditional)延長と伝えた。
GSOMIAは1年単位で延長するか終了するかの2つのうちひとつだ。国務省があえて更新と表現したのは、韓国政府の説明と違い、1年、即ち2020年11月23日午前0時までGSOMIAを正常に延長したと既定事実化しようとしているのではないかとの分析が出ている。
米戦略国際問題研究所(CSIS)のスミ・テリー専任研究員は「米国は韓国がまた考えを変えにくくするよう釘を刺したかったのだろう」と明らかにした。実際に国務省は同じ論評で「米国は韓日関係の他の領域から国防と安保事案が分離し続けていなければならないと強力に信じる」とした。韓日対立が解決されず今後韓国がまたGSOMIAを終了すると言い出すことがあってはならないという話だ。
だが韓国政府は8月23日に外交文書を日本に伝達しただけにGSOMIA終了の法的要件はすでに満たされており、したがって韓国政府が終了することにすればすぐ再び効力が発生するという立場だ。これと関連し国防部当局者は「11月23日という日が近づかないよう凍結したもの」と説明した。外交部当局者はこれを「日本が(輸出当局間協議で)時間引き延ばしに出るならばいつでもGSOMIAを終了できるという『保護装置』」と説明した。だがこれが可能な話なのかに対しては議論がある。米国が放っておくわけがないということだ。
韓米はGSOMIA破局を避けたがしこりも現れた。青瓦台高位当局者は22日、「GSOMIAが終了すればある特定の国に役立つだろう、または、これが韓米同盟の亀裂を招くという話がある」と指摘した。その上で「韓日米対朝中露の過去の冷戦時代の対決構図のような単純なフレームで状況を見るところから抜け出す時になったのではないのか」と反問した。エスパー国防長官ら米高位当局者が数回公開的に「GSOMIA終了は北朝鮮と中国にだけ良いこと」と話したことに対して反論したものだ。
GSOMIAは1年単位で延長するか終了するかの2つのうちひとつだ。国務省があえて更新と表現したのは、韓国政府の説明と違い、1年、即ち2020年11月23日午前0時までGSOMIAを正常に延長したと既定事実化しようとしているのではないかとの分析が出ている。
米戦略国際問題研究所(CSIS)のスミ・テリー専任研究員は「米国は韓国がまた考えを変えにくくするよう釘を刺したかったのだろう」と明らかにした。実際に国務省は同じ論評で「米国は韓日関係の他の領域から国防と安保事案が分離し続けていなければならないと強力に信じる」とした。韓日対立が解決されず今後韓国がまたGSOMIAを終了すると言い出すことがあってはならないという話だ。
だが韓国政府は8月23日に外交文書を日本に伝達しただけにGSOMIA終了の法的要件はすでに満たされており、したがって韓国政府が終了することにすればすぐ再び効力が発生するという立場だ。これと関連し国防部当局者は「11月23日という日が近づかないよう凍結したもの」と説明した。外交部当局者はこれを「日本が(輸出当局間協議で)時間引き延ばしに出るならばいつでもGSOMIAを終了できるという『保護装置』」と説明した。だがこれが可能な話なのかに対しては議論がある。米国が放っておくわけがないということだ。
韓米はGSOMIA破局を避けたがしこりも現れた。青瓦台高位当局者は22日、「GSOMIAが終了すればある特定の国に役立つだろう、または、これが韓米同盟の亀裂を招くという話がある」と指摘した。その上で「韓日米対朝中露の過去の冷戦時代の対決構図のような単純なフレームで状況を見るところから抜け出す時になったのではないのか」と反問した。エスパー国防長官ら米高位当局者が数回公開的に「GSOMIA終了は北朝鮮と中国にだけ良いこと」と話したことに対して反論したものだ。
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