メジャー再挑戦の機会を得た金広鉉(キム・グァンヒョン) [ISフォト]
この選択をめぐってはさまざまな声が出ている。しかし最も大きな関心は次の行動に注がれている。メジャーリーグ球団のスカウトだけでなく首脳部も金広鉉の価値を認めるかどうかだ。ポスティング球団数、金額に関する予想が次々と出てきている。
メジャーリーグ著名記者のケン・ローゼンタール氏は金広鉉の2度目のメジャー挑戦が決まった翌日、金広鉉の行先地となり得る数球団を紹介した。柳賢振(リュ・ヒョンジン)との再契約が不透明で先発投手が必要なLAドジャース、同じ地区(ナショナルリーグ西部)で最近は競争力が低下しているアリゾナを挙げた。
コール・ハメルズの穴を同じ左腕で埋めようとするシカゴ カブスにも言及した。2019リーグで10勝投手を出せなかったカンザスシティ、そしてニューヨーク・メッツも関心を見せているという。しかし「まだ関心は始まったばかり」と説明した。
金広鉉のメジャー再挑戦の可能性はすでにシーズン中盤から浮上していた。訪問するメジャーリーグ球団のスカウトの数が増えた。最初の挑戦(2014年冬)当時のように若い年齢ではないが、ひじの手術を受けて復帰に成功したことで不安要素をなくした。選手も今回の機会でなければ米国進出をあきらめなければならない状況であり、意志を曲げなかった。
金広鉉の再挑戦がファンの支持を受けた根本的な理由は、低い評価を受けた5年前とは違う結果を期待しているからだ。訪問したスカウトの数と球団の選択は比例しない。投資額も同じだ。しかしイニング消化能力がある左腕投手は常に高い評価を受け、選手も以前に比べて成熟した実力が認められたため、今回の機会が訪れた。金広鉉がメジャー球団のレーダーに入ったのだ。
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