韓米が血で結んだ同盟が危ぶまれているのところには、文在寅(ムン・ジェイン)政府の失策が大きい。GSOMIA廃棄カードを日帝強制労役対応の交渉手段として使ったためだ。北朝鮮だけを見つめる政策に加え、行き過ぎた反日感情に襲われてGSOMIAの価値を軽視してしまった。GSOMIAは韓日間の協定だが、北朝鮮の核・ミサイルを阻止するための韓日米協力の共通基盤だ。そのためGSOMIA終了は北核・ミサイル防衛を難しくし、韓国が米国の安保戦略から結果的に排除される決定的な契機になってしまう可能性がある。米国の安保戦略の軸足が韓半島からアジア太平洋に移りながら在韓米軍撤収・縮小説まで出てくるようになったのはそのためだ。
ヴィンセント・ブルックス前韓米連合司令官は今年8月、米政府系放送「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」のインタビューで「GSOMIA終了は北東アジアの安定と繁栄を維持する(韓米)同盟の枠組みを傷つけるだろう」とまで警告した。
ヴィンセント・ブルックス前韓米連合司令官は今年8月、米政府系放送「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」のインタビューで「GSOMIA終了は北東アジアの安定と繁栄を維持する(韓米)同盟の枠組みを傷つけるだろう」とまで警告した。
この記事を読んで…