「記者の席」は検察庁からますます遠ざかってきた。長く検察の功過を見守ってきたソウル中央地検1階の記者室も2012年に新築されたソウル高等検察庁に移され捜査現場と隔離された。当時「発表することだけ書き取れということなのか」という反発は被疑者の人権保護に押された。最近では法務部が「誤報記者出入り制限」などの内容を法務部訓令(刑事事件公開禁止などに関する規定)として出すに至った。
検察だけでなくすべての部署は記者を遠ざけ必要な時だけ利用しようとした。政府庁舎内を勝手気ままにかぎ回る「ウォッチドッグ(監視犬)」よりはブリーフィングルームにおとなしく座っている「ラップドッグ(愛玩犬)」を好んだ。しっかりやったことだけ国民に知らせ政権を延長しようとする権力と政府の属性にともなう当然のスタイルだ。同時にメディアが不信と嫌悪の中でも法務部訓令などに萎縮せず本来の機能を発揮しなければならない理由だ。
検察だけでなくすべての部署は記者を遠ざけ必要な時だけ利用しようとした。政府庁舎内を勝手気ままにかぎ回る「ウォッチドッグ(監視犬)」よりはブリーフィングルームにおとなしく座っている「ラップドッグ(愛玩犬)」を好んだ。しっかりやったことだけ国民に知らせ政権を延長しようとする権力と政府の属性にともなう当然のスタイルだ。同時にメディアが不信と嫌悪の中でも法務部訓令などに萎縮せず本来の機能を発揮しなければならない理由だ。
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