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映画『天気の子』側「日本のコンテンツだから無視された…偏見は控えてほしい」

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

映画『天気の子』

映画『天気の子』側が「偏見を控えてほしい」と韓国観客に訴えた。『天気の子』側は4日、立場文を通じて「競争作に比べて低い認知度で準備から苦難を強いられたが、これは低い予約率と低調な第一週目の実績につながった。これを打開するためにあらゆる努力を注ぎ、一般観客と接点のある所とマーケティングコラボを打診したがほとんど拒絶され無視された。理由は簡単だった。日本語が出てくる映画の予告篇やその紹介を一般大衆に伝えられる地上波メディアやそれに準ずる広告に掲載することができず、この時局に日本で作られたコンテンツと関わりたくないということだった。監督がこの作品に溶かしたメッセージと彼の世界観、作品の完成度は言及される機会さえなかった」と明らかにした。

引き続き「今の状況で本作品で日本に戻る利益はない。すでに『天気の子供』は日本を含む全世界で莫大な興行力を記録し、韓国での失敗が日本にあたえる被害もない。ただ数十億ウォンの費用を投資した韓国の映画会社だけが今の状況によって損を被ることになることになった」として「私どもは失敗に終わるだろうが、他の類似作品にはもう偏見を控えてほしい。文化を100%文化として見られない状況を認めながらも、その反対が100%偏見によって排斥することには同意し難い。韓国から出発した作品と認められる監督がいつが他国の環境によってそれの言語が韓国語という理由で排斥されれば私たちはそれを無視することができるだろうか。すべての裏面にある普通の現実に対する苦悩も考えていただけるよう改めて希望する」とした。

『天気の子』は都市に出た家出少年・帆高が空をきれいにする少女・陽菜に運命のように出会って描かれる美しくて神秘な話のアニメーションだ。映画『君の名は。』で韓国で371万観客という驚くべき成績をおさめた新海誠監督が3年ぶりに作った新作だ。10月30日に公開して今月3日まで33万7155人の観客を動員した。

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