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韓国バラエティ番組、日本による強制動員地域「玉埋鉱山」に案内板を設置

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

徐ギョン徳教授、お笑い芸人のユ・ジェソク、チョ・セホ(左から)

韓国バラエティ番組『ユ・クイズ ON THE BLOCK』がバラエティ番組の社会的役割を果たして目を引く。

誠信(ソンシン)女子大学の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)教授はネットユーザーとともに全南海南(チョンナム・ヘナム)にある玉埋(オクメ)鉱山に大型案内板を設置したと31日、明らかにした。

これは8月放送された光復節(解放記念日)特集tvNの『ユ・クイズ ON THE BLOCK』に徐教授が出演してお笑い芸人のユ・ジェソク、チョ・セホとともに韓国最大の強制動員地域である玉埋鉱山を紹介することで始まった。


玉埋鉱山は日帝強占期に明礬石の採取などのために村の住民および鉱夫など数百人を強制的に動員した場所だ。特に、予告もなく済州道(チェジュド)に連れ去られて帰る船で火災が発生して118人が水没された悲劇の歴史現場だ。

徐教授は「端島(軍艦島)など日本で起きた強制動員の歴史については他の番組で多く紹介されたが、実際に国内における強制動員地域は良く知られておらず、『ユ・クイズ ON THE BLOCK』を通じて玉埋鉱山を紹介することになった」とし「放送された後、多くの視聴者が玉埋鉱山を訪問しようと思っているが、適切な案内板がなく道を迷うという声が多いことから今回ネットユーザーとともに大型案内板を設置することになった」と伝えた。

徐教授によると、玉埋鉱山遺族会のパク・チョルヒ会長は放送後に家族ぐるみで、あるいは団体観光、歴史ツアー訪問団により訪問客が多くなった。徐教授は「今回の案内板設置はバラエティ番組の『善良な影響力』を立証させる良い結果だ。今後もこのような意味と面白さが結び付けられたバラエティ番組が多くなり、視聴者に大きな感動を与えてほしい」と伝えた。



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