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米上院議員「韓国、安保寄与は相当…防衛費圧迫に懸念」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国と米国が来年から適用される第11回防衛費分担金特別協定(SMA)の締結のために2度にわたり交渉を持つ中、米上院議員の間では韓国の防衛費引き上げに対する圧迫を懸念する声が広がっていると米国営放送「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」が30日に伝えた。

米上院議員軍事委員会の民主党幹事ジャック・リード議員は「韓国が韓米相互防衛や安全保障、特に北朝鮮に関して多大な寄与をする貴重な同盟国であるという点を認識しなければならない」と述べた。

ダン・サリバン共和党上院議員は在韓米軍の新しい基地、キャンプ・ハンフリーズの建設費用を韓国政府がほとんど負担するという事実に言及した。サリバン議員は「キャンプ・ハンフリーズへの韓国の寄与を見ることが重要だ」とし「(基地建設に)韓国政府がほぼ90%を出したが、これを有難く考えるべきだ」と述べた。


サリバン議員は「核のない韓半島(朝鮮半島)という戦略的目標を常に念頭に置き、同時に長い同盟として歩んできた道を認識し、防衛費分担交渉にアプローチすることが非常に重要だ」と説明した。

ドナルド・トランプ米大統領の「同盟観」に懸念を表明した議員もいる。ティム・ケイン民主党上院議員は「トランプ大統領が独裁者らと親しくしようとすることよりも懸念しているのは米国の同盟国を攻撃する傾向があるということだ」と述べた。

続けてケイン議員は「現在はもちろん、今後も米国の安全は同盟の力にかかっている」とし「見解の違いがあれば、静かに意見を開陳すべきだ。最も近しい国に公に攻撃を浴びせかけてはならない」と批判した。

メイジー・ヒロノ民主党上院議員は「誰もが公平に分担をすべきなのは事実」としつつも「同盟国が多く分担していないかのように言うのは間違っている」と指摘した。

しかし、韓国に対するトランプ大統領の防衛費引き上げ基調を支持する見方もある。共和党所属のジェームズ・インホフ上院軍事委員長は「米国は韓国をはじめとする同盟国に多くのサービスや支援を与え、経済的な寄与も多くしている」とし「我々は彼ら(韓国などの同盟国)がより多く分担することを期待する。トランプ大統領の見解を支持する」と述べた。



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