韓国人と日本人が好んで食べるワカメとコンブを採取する船と道具を見ている観覧客。 今回の展示は来年3月に日本でも同じ内容で開かれる。[写真 国立民俗博物館]
20世紀始めのアミの塩辛売りを描いた風俗画。
カタクチイワシを見ると東アジアの海産物流通の断面を読み取れる。旧韓末の朝鮮と日本の漁民の間には衝突もあった。1896年に日本の漁民が慶尚南道巨済(コジェ)にカタクチイワシ加工施設を無断で設置しようとして対立が起きた。その時朝鮮人と日本人が結んだ1枚の誓約書が目を引く。道で女性たちにわい談をしないこと、漁業を通じて互いに商業すること、村の前で服を脱がないこと、韓国人と日本人が争わないことなどだ。当時日本人が女性の前や村の近くで服を脱いで歩くことが多く他の地域でも問題になったという。
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