ロシア軍用機が22日午後、韓国防空識別圏(KADIZ)だけでなく日本防空識別圏(JADIZ)も飛行したが、日本政府はこの日、反応を示さなかった。特に日本が敏感に反応する独島(ドクト、日本名・竹島)周辺飛行の事実まで韓国軍当局が明らかにしたが、あえて無視する姿だ。NHKと日本主要紙は事態の翌日の23日午前9時まで関連内容を報道していない。
ただ、防衛省統合幕僚監部が22日夜、報道資料を通じて「ロシアTU-95爆撃機2機が日本海および東シナ海を飛行し、自衛隊戦闘機を緊急発進(スクランブル)させて対応した」とだけ明らかにした。
ところが、この日出動したロシアの軍用機は爆撃機だけではない。早期警報機(A-50)、戦闘機(Su-27)など計6機が飛行した。日本側はJADIZを侵犯した軍用機だけを明らかにしたのだ。
また、統合幕僚監部は報道資料で、ロシア機の飛行軌跡について、済州(チェジュ)南端から始まり対馬南端を経て東海(トンヘ、日本名・日本海)で北上したとだけ公表した。鬱陵島(ウルルンド)と独島の間を行き来したロシア軍用機の動きは表示しなかった。
このような姿は7月23日にロシア軍用機が独島周辺を飛行した当時に日本側が見せた反応とは異なる。当時、日本政府はロシアはもちろん韓国空軍戦闘機がロシア軍用機に警告射撃をするなど対応したことについても強く反発した。菅義偉官房長官は記者会見で「竹島の領有権に関するわが国の立場に照らして 到底受け入れられず極めて遺憾だ」とし「韓国に対し強く抗議するとともに再発防止を求めた」と述べた。
韓国軍は22日、ロシア軍用機がKADIZに入ると、F-15Kなど戦闘機およそ10機を直ちに投入して対応した。
ロシア軍用機が韓日両国の防空識別圏を飛行した22日は天皇即位式があった。一部では、191カ国・地域・機関の代表者が参加する国家的な行事だったため、日本政府が冷や水を浴びせるようなロシア側の行動に反応しなかったと考えられている。また、独島周辺飛行の場合、前回とは違って領空侵害でないうえ、李洛淵(イ・ナギョン)首相が天皇即位を祝うために訪日中という状況を考慮したのではないかという解釈もある。24日には李首相が安倍晋三首相と面談する予定だ。
ただ、防衛省統合幕僚監部が22日夜、報道資料を通じて「ロシアTU-95爆撃機2機が日本海および東シナ海を飛行し、自衛隊戦闘機を緊急発進(スクランブル)させて対応した」とだけ明らかにした。
ところが、この日出動したロシアの軍用機は爆撃機だけではない。早期警報機(A-50)、戦闘機(Su-27)など計6機が飛行した。日本側はJADIZを侵犯した軍用機だけを明らかにしたのだ。
また、統合幕僚監部は報道資料で、ロシア機の飛行軌跡について、済州(チェジュ)南端から始まり対馬南端を経て東海(トンヘ、日本名・日本海)で北上したとだけ公表した。鬱陵島(ウルルンド)と独島の間を行き来したロシア軍用機の動きは表示しなかった。
このような姿は7月23日にロシア軍用機が独島周辺を飛行した当時に日本側が見せた反応とは異なる。当時、日本政府はロシアはもちろん韓国空軍戦闘機がロシア軍用機に警告射撃をするなど対応したことについても強く反発した。菅義偉官房長官は記者会見で「竹島の領有権に関するわが国の立場に照らして 到底受け入れられず極めて遺憾だ」とし「韓国に対し強く抗議するとともに再発防止を求めた」と述べた。
韓国軍は22日、ロシア軍用機がKADIZに入ると、F-15Kなど戦闘機およそ10機を直ちに投入して対応した。
ロシア軍用機が韓日両国の防空識別圏を飛行した22日は天皇即位式があった。一部では、191カ国・地域・機関の代表者が参加する国家的な行事だったため、日本政府が冷や水を浴びせるようなロシア側の行動に反応しなかったと考えられている。また、独島周辺飛行の場合、前回とは違って領空侵害でないうえ、李洛淵(イ・ナギョン)首相が天皇即位を祝うために訪日中という状況を考慮したのではないかという解釈もある。24日には李首相が安倍晋三首相と面談する予定だ。
この記事を読んで…