サッカー英プレミアリーグ・トッテナムの孫興民（ソン・フンミン）がバロンドール最終候補にノミネートされた。韓国人選手としては薛ギ鉉（ソル・ギヒョン）、朴智星（パク・チソン）に続き３人目だ。

バロンドールを主管するフランス・フットボールは韓国時間２２日、２０１９バロンドール最終候補３０人のリストを発表した。

このうち孫興民が韓国人選手で唯一名前を上げた。


孫興民は昨シーズンにトッテナム・ホットスパーの欧州サッカー連盟（ＵＥＦＡ）チャンピオンズリーグ準優勝を導いた。

２０１８－２０１９イングランド・プレミアリーグ（ＥＰＬ）では４８試合に出場し、２０ゴール１０アシストを記録した。

韓国人選手が世界最高権威のバロンドール最終候補に上がったのは今回が３人目だ。

薛ギ鉉と朴智星は最終候補リストが５０人だった２００７年以前に候補に入ったことがある。バロンドールは２００８年から最終候補リストを５０人から３０人に縮小した。

薛ギ鉉はベルギーリーグＲＳＣアンデルレヒトのユニフォームを着て２００２年に最終候補に上がった。

２００５年には朴智星がオランダのＰＳＶアイントホーフェンとイングランドのマンチェスター・ユナイテッドでの活躍で最終候補リストに名前を上げた。

当時両選手とも得票には失敗しており、もし孫興民が今回１票以上を記録する場合には韓国人選手初の得票者となる。

孫興民は今回の授賞式でフィルジル・ファン・ダイク（リバプール）、リオネル・メッシ（バルセロナ）、クリスティアーノ・ロナウド（ユベントス）と競争する。

２０１９バロンドール授賞式は１２月２日にフランスのパリで開かれる。