警察の米大使館警備失敗はあきれを超えて憤怒を起こさせる。大学生が大使館の塀にはしごをかけカバンを持ったまま乗り越える姿がカメラにもそのまま撮られる間に警察は事実上傍観した。集会を主導した韓国大学生進歩連合が親北朝鮮・反米性向の団体という点からも警察はなにも言えない境遇だ。韓国大学生進歩連合は1月と6月にも防衛費分担金引き上げとトランプ大統領に反対して大使館進入を企図しデモを行った。彼らの性向と動向に少しでも注意を傾けていれば乱入を事前に遮断できた。警察は「はしごを片づけた時に発生しうる負傷を心配した」「女子学生の身体接触が難しく婦人警官を待った」などの苦しい弁明をしたという。2015年のリッパート米国大使襲撃など「悠久な」反米デモ事件の様態と突発状況を経験した韓国警察が言う言葉なのか。万一テロ事件でも発生すればどうするつもりだったのかもどかしい。察内外で「政府が反米デモを放置した」という言葉が出るのも無理はない。
ハリス大使は「警備に努力した韓国警察に感謝する。猫たちは無事だ」としながら火消しに出たが、一部市民はこれを韓国に対する批判と読み取っている。警察は「違法行為を厳正に捜査する予定」としながら米大使官邸警備に警察官1個中隊を追加配置し、はしごや綱を利用した侵入を遮断する案をまとめることにした。「泥棒を捕らえて縄をなう」という食傷した嘆きしか出てこない。
ハリス大使は「警備に努力した韓国警察に感謝する。猫たちは無事だ」としながら火消しに出たが、一部市民はこれを韓国に対する批判と読み取っている。警察は「違法行為を厳正に捜査する予定」としながら米大使官邸警備に警察官1個中隊を追加配置し、はしごや綱を利用した侵入を遮断する案をまとめることにした。「泥棒を捕らえて縄をなう」という食傷した嘆きしか出てこない。
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