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北朝鮮、対米交渉決裂で韓国に腹いせ…文大統領に「武器購買は卑屈な醜態」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
スウェーデンでの米朝実務交渉の前から北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が姿を消している。韓国政府当局者は8日、「金委員長が先月10日から今日(8日)まで29日間にわたり公開的な席に姿を現していない」とし「米朝実務交渉に集中していたと推定される」と述べた。

北朝鮮は先月10日、平安北道价川(ケチョン)空軍基地で超大型放射砲を発射したが、金委員長はこれを参観して以来29日間も公開活動をしていない。

これに関しては年末までと期限を定めた米朝首脳会談の戦略を準備中いう見方が多い。国家安保戦略研究院のキム・イルギ北朝鮮研究室長は「金委員長は2017年まで、公開活動の長期中断後にまた登場する時には核実験やミサイル発射をした」とし「昨年からは会談を控えて『短期間』姿を消すケースが多かったが、特に今回は死活をかけて進めた米朝首脳会談の準備のためである可能性が高い」と述べた。


金委員長は7日、金明吉(キム・ミョンギル)首席代表からスウェーデン実務交渉が決裂したことに関連して報告を受けたとみられる。スウェーデン実務交渉で結果が出なかったため、引き続き「プランB」を考慮しているというのが、対北朝鮮専門家の観測だ。したがって再登場した金委員長のメッセージと動きが米国に対して対決か交渉かを表す尺度となる見通しだ。

一方、北朝鮮はスウェーデンでの交渉が決裂すると、対韓国宣伝サイト「わが民族同士」で「先日訪米した南朝鮮の執権者が米国産武器の購買を強迫する主人の要求を受けて入れる卑屈な醜態をさらした」とし、文在寅(ムン・ジェイン)大統領を貶した。また「南朝鮮当局が極めて危険な北侵略戦争の武器をさらに多く導入しようと企んでいる」とも非難した。



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