セメント工場に日本産石炭がらが積まれている。火力発電所で石炭を燃焼させて残った灰はセメントの原料としてリサイクルされる。昨年、日本から128万トンの石炭がらが韓国に輸入された。キム・スンヒョン論説委員
30年以上使われきたその石炭がらが最近「ゴミ論争」に巻き込まれたのは、日本産石炭がらの存在が遅まき知らされたことを受けてだ。日本の火力発電所から出た石炭がらのうち約10%の128万余トン(昨年基準)が韓国でセメント原料として使われている。ホワイトリスト論争など、最近の韓日貿易葛藤で日本産石炭がらに対する関心が高まった。日本産石炭がらの輸入制限が青瓦台国民請願に掲載された。10万人余りが参加して回答要件(30万人以上)は満たせなかったものの、日本産不買運動の渦中に「なぜ日本のゴミまで持ってくるのか」という公憤が広がった。
【コラム】日本産石炭がら、ゴミなのかセメント産業資源なのか(2)
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