米国のジョン・ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が30日(現地時間)、「中央日報-CSISフォーラム」でビクター・チャCSIS韓国碩座との座談で、北朝鮮の非核化や韓日葛藤、防衛費分担金交渉などについて答えている。イ・グァンジョJTBC記者
◇ビクター・チャCSIS選任顧問兼韓国部長=昨年の北朝鮮の核実験中断宣言は非核化に向けたものでもあり、核開発計画がすでに先進化されこれ以上実験する必要がないという意味でもある。北朝鮮が核実験と米国本土打撃が可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)実験に成功した後に平和協定を推進するのは「バッドディール(悪い取引)」だ。核は扱うことができずに制裁が緩和され、北朝鮮を核保有国と認定することになるためだ。年末までに「スモールディール」を作って制裁を一部緩和し、連絡事務所を設置して平和宣言をした後にテレビで米大統領選挙を見守りだれが当選するのか見極めるのが現在の北朝鮮としては最も完璧なシナリオだ。年内にトランプ大統領と金正恩委員長の4回目の会談を見ることができそうだ。
◇キム・ビョンヨン・ソウル大学教授=北朝鮮の非核化は依然として国際社会の目標にならなければならない。完全な非核化を追求しなければならない。完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)であれ、最終的かつ完全に検証された非核化(FFVD)であれ、この目標は揺らいではならない。明確な目標を設定しなければならない。結果的に妥協できるが、目標が妥協になってはならない。