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<中央日報・CSISフォーラム>ビクター・チャ「年内にトランプ・金正恩の4回目の会談見られそう」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

米国のジョン・ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が30日(現地時間)、「中央日報-CSISフォーラム」でビクター・チャCSIS韓国碩座との座談で、北朝鮮の非核化や韓日葛藤、防衛費分担金交渉などについて答えている。イ・グァンジョJTBC記者

「中央日報・CSISフォーラム2019」の最初のセッション「平和と非核化」では、北朝鮮の非核化措置に対する評価、韓米同盟、米朝首脳会談に対する議論が行われた。年内にトランプ米大統領と金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長が会うかもしれないとの観測が出てきた。米NBCのコートニー・キューブ記者の司会で韓米の専門家4人が討論した。

◇ビクター・チャCSIS選任顧問兼韓国部長=昨年の北朝鮮の核実験中断宣言は非核化に向けたものでもあり、核開発計画がすでに先進化されこれ以上実験する必要がないという意味でもある。北朝鮮が核実験と米国本土打撃が可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)実験に成功した後に平和協定を推進するのは「バッドディール(悪い取引)」だ。核は扱うことができずに制裁が緩和され、北朝鮮を核保有国と認定することになるためだ。年末までに「スモールディール」を作って制裁を一部緩和し、連絡事務所を設置して平和宣言をした後にテレビで米大統領選挙を見守りだれが当選するのか見極めるのが現在の北朝鮮としては最も完璧なシナリオだ。年内にトランプ大統領と金正恩委員長の4回目の会談を見ることができそうだ。

◇キム・ビョンヨン・ソウル大学教授=北朝鮮の非核化は依然として国際社会の目標にならなければならない。完全な非核化を追求しなければならない。完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)であれ、最終的かつ完全に検証された非核化(FFVD)であれ、この目標は揺らいではならない。明確な目標を設定しなければならない。結果的に妥協できるが、目標が妥協になってはならない。


◇パク・ミョンリム延世大学教授=平和的非核化は必ず到達しなければならない究極的目標だ。核兵器を持つ状態の平和は真の平和ではないためだ。北朝鮮の非核化をあきらめてはならない。われわれはCVIDというが、北朝鮮はCVIG(北朝鮮に対する米国の完全かつ検証可能で不可逆的な体制安全保障)を望む。政権を保障してくれということだ。核廃棄後に核拡散防止条約(NPT)に復帰し、安全保障を保証され、平壌(ピョンヤン)とワシントン、東京、ソウルに連絡事務所を設置し、国際原子力機関(IAEA)の査察を受ければ双方の目標をある程度達成できる。ボルトン前国家安全保障補佐官が50億ドルの防衛費分担金を要求したという。過度な金額だ。韓米同盟は費用を計算してはならない。

◇スミ・テリーCSIS専任研究員=北朝鮮は核実験中断宣言以降に具体的な非核化努力がなかった。核兵器やICBM活動中断は大きな意味がない。戦争の可能性を懸念した2017年と比較するとミサイルが飛び回らないので状況が良くなったように感じられる。だが北朝鮮は核保有国と認められるという目標達成にさらに近づいた。そのためもっと安全になったとはいえない。





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