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韓国SKイノベーション、「ペルー鉱区」売却…電気自動車バッテリー事業に集中?

ⓒ 中央日報日本語版
SKイノベーションが南米最大のガス田であるペルー鉱区を10億5200万ドル規模で売却する。SKイノベーションは今回の売却でシェールガスなど非伝統資源ポートフォリオ革新を加速化する方針だ。またSKイノベーションが力を入れている電気自動車バッテリー事業資金に投資されるものとみられる。

SKイノベーションは27日に理事会を開き、ペルーにある88鉱区と56鉱区の2鉱区の権益を売却する案件を議決した。SKイノベーションが保有権益の全量である17.6%をプラスペトロールに売却する最終生産物分配契約(PSA)を締結する予定だ。プラスペトロールは南米やアフリカ地域を中心に石油・ガス探査と生産事業を行っている石油開発専門企業だ。

売却金額は10億5200万ドルだ。来年から3年間にわたり製品市況に基づいて条件付きで追加金が支払われることになる。SKイノベーションはペルー時間27日にプラスペトロールとの売買契約を終え、今後ペルー政府の承認を得て売却を完了する計画だ。


今回のペルー鉱区売却は経営効率化と投資財源調達に向けたものと業界はみている。4-6月期にペルー鉱区事業は保守と単価下落などで振るわない実績を記録した。米国のシェールガス開発ブームでガス価格が下落しているのも一因だ。合わせて売却で確保した財源はSKイノベーションの電気自動車バッテリーなどの事業に使われるものとみられる。現在SKイノベーションは電気自動車バッテリー事業に集中している。中国の電池メーカーEVEエネルギーと協力し中国内で電気自動車バッテリー第2工場を作る予定だ。



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