河野太郎前外相、康京和外交部長官
輸出規制強化措置が米国に対する韓日間の外交戦に拡大したとき、信じられないことに康長官はアフリカ出張に発った。GSOMIA(情報包括保護協定)終了の時も同じだ。日本メディアによると、韓国政府の決定前日、北京で康長官と会談した河野氏は周辺に「GSOMIAは大丈夫だろうという感じがした」と的はずれなコメントをした。翌日夕方、東京の空港に戻った河野氏に康長官がショートメッセージサービス(SMS)を通じて「破棄発表をまもなく行うようだ」という「釈明」SMSを送ったという報道もあった。2人が葛藤をあおったこともある。今年2月の会談の時は、文喜相(ムン・ヒサン)国会議長のいわゆる「天皇謝罪発言」をめぐって「謝罪と撤回を要求した」という河野氏の主張と、「そのような話はなかった」という康長官の説明が異なって混乱をきたした。外交交渉どころか小学生レベルの基本的な疎通でも問題を露呈させた。また、南官杓(ナム・グァンピョ)駐日大使を外務省に呼んで発言中に話を遮って「無礼だ」と話し、その「無礼な」毒舌を浴びせた河野氏の行動は日本政府内でも厳しい批判を浴びた。穴があったら今すぐにでも入りたいような時に「よいパートナー」云々する姿は本当に受け入れにくい。「性格は最悪だが、仕事はできる」という新外相・茂木敏充氏の登場を喜ぶ人がかなり多い理由だろう。
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