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K-POP好きで韓国に来たドイツの高校生、秋夕はどう過ごすのか(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

(上の写真)仁川信島に行くために船に乗るクレアさん。(下の写真)韓国語が堪能なクレアさんは韓国文化に愛情を持って韓国で働きたいという夢を育てている。[写真 クレア]

日常の大半は今もK-POPだ。校内のダンスサークルMISSにオーディションを経て入り、ダンススクールにもまた通い始めた。ATEEZ、MONSTA X(モンスタエックス)、BLACKPINK(ブラックピンク)、チョンハなど好きな歌手が増え、ますますK-POPに対する愛情はさらに深まった。ダンスの実力も日進月歩し、6月に仁川青羅(チョンナ)湖水公園のステージでサークルのメンバーと一緒に公演も行った。

今回の秋夕(チュソク、中秋)はクレアさんが韓国で迎える名節(旧正月、秋夕)だ。ドイツにも秋夕のような収穫感謝祭り(Erntedankfest)があるが、教会に通っていないクレアさんの家族にとっては記念日ではなかったという。クレアさんは「ドラマや本で見て周りから聞いて、秋夕は『家族がみんなで集まる日』だと把握している」とし「初めて迎える名節だから楽しみだ」と述べた。

クレアさんは秋夕連休にホストファミリーの実家がある仁川甕津郡信島(ウンジングン・シンド)に行く計画だ。クレアさんは「ショッピング街がある都市も良いが、おじいさんが野菜を栽培し、動物も育てる田舎も平和でいい」と喜んでいるようだった。信島を訪れるのは今回が2度目だ。クレアさんは5月に信島を訪れ、ホストファミリーとの時間を過ごした。


「翻訳業務、ダンサー、ダンスインストラクター」。将来の希望を問う言葉にクレアさんが思い浮かべたものだ。クレアさんは「まだどんな仕事をしたいかよく分からないが、機会があれば韓国の大学に進学して韓国で働きたい」と語った。

韓国の交換学生財団によると、クレアさんのようにK-POPの影響で韓国文化に好感を持ち交換学生として来ようとする生徒は着実に増えている。韓国交換学生財団のキム・ミギョン代表は「初めはほとんどK-POPから韓国に関心を見せたが、今は伽耶琴(カヤグム)の音色が好きで韓国文化を体験したいという外国人学生もいる」と話した。

今年12月にはクレアさんはドイツに帰る。クレアさんは残念がり「来年の夏に6週間の夏休みにまた韓国に来たい」と語った。K-POPから始まった韓国へのクレアさんの関心は今、夢になって少しずつ熟しつつある。



【コラム】秋夕を台無しにする対話の技術=韓国(1)

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