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<テコンドー>「テコンV」イ・デフン、秋夕連休に黄金のパルチャギ挑戦

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

イ・デフンは秋夕連休の13日に行われる千葉グランプリで金メダルに挑戦する。[写真 韓国ニッカンスポーツ]

韓国テコンドーの看板イ・デフン〔27、大田(テジョン)市体育会〕が秋夕(チュソク、中秋)連休に黄金のパルチャギ(足蹴り)に挑戦する。

イ・デフンは13日、千葉で開催される世界テコンドー連盟(WT)グランプリの男子68キロ級に出場する。イ・デフンは出国を前に中央日報の電話インタビューに「せっかく秋夕に外国まで行って出場する試合なので金を獲らなければ」と目標を明らかにした。

イ・デフンは5月、英国マンチェスターの世界選手権大会で準決勝に敗れ、銅メダルに留まった。準決勝では、英国の新鋭ブラッドリー・シンデン(21)に23-24で敗した。先に4度の世界選手権で3つの金メダルを獲得していたため、落胆は大きかった。2020東京五輪を1年後に控えて開かれた模擬試験的な大会だったため、より手痛かった。


世界選手権で金メダルを逃した後遺症は簡単には消えなかった。イ・デフンは心を落ち着かせて出場した6月にイタリア・ローマグランプリで再び惜敗を経験した。今回は決勝まで上がったが、新興強者ミルハシェム・ホセイニー(21・イラン)に11-13で敗した。

イ・デフンは「世界選手権のために通常よりも運動量も増やすなど、他の大会よりも多くの準備をした。だから、自信と期待が大きかったが、準決勝で敗退して虚脱感を感じた」と打ち明けた。

イ・デフンは千葉グランプリの優勝で雰囲気の反騰と名誉回復を同時に狙う。68キロ級は男子テコンドー最大の激戦地だ。実力のある選手が元から多い上、最近は新人の技量が急上昇しているため誰が相手でも勝利を断言できない状況だ。イ・デフンは「最近相次いで残念な成績を残したが、自信を失ったことはない」と自信を見せた。

イ・デフンは最近挑戦者の姿勢に戻った。イ・デフンは代表チームの後輩選手らに「最近の技術」を学び、今回の大会を準備した。20代後半のイ・デフンと最近国際舞台に足を踏み入れた20代前半の選手たちの技術はまた違う。最近の新人は柔軟性を最大化した変則技術を主力のパルチャギにしている。イ・デフンには使えない技術だ。イ・デフンは「簡単に言えば、最近のルールに最適化された必殺技だが、私が敗れたシンデンとホセイニはこのような技術を使う」と述べた。

イ・デフンは今回の大会で優勝した後、国家代表選抜戦と来年の五輪を目指して技術的に足りない部分を補完する計画だ。すでに収穫もあった。イ・デフンは銀メダルを獲得したローマグランプリ準決勝でシンデンを相手に世界選手権での雪辱を遂げた。

イ・デフンは「今回の大会では必ず金メダルを獲りたい。その後、私に足りない部分を克服できる方法を探す。今回の秋夕は少し苦労しても、五輪後に迎える来年の秋夕で笑いたい」と覚悟を明らかにした。



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