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韓国検察、朴槿恵前大統領の刑執行停止申請また不許可

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
朴槿恵(パク・クネ)前大統領が健康悪化などを理由に申請した刑の執行停止を検察が認めなかった。朴前大統領は4月にも刑執行停止を申請したが棄却されている。

ソウル中央地検刑執行停止審議委員会は9日、国政介入事件で逮捕起訴され裁判を受けている朴槿恵前大統領の刑執行停止申請に対し不許可の議決をしたと明らかにした。

これに先立ち朴前大統領側の柳栄夏(ユ・ヨンハ)弁護士は5日、「持病の治療が必要で、刑の執行により顕著に健康を害したり生命を保全できない場合(刑事訴訟法第471条第1項第1号)に該当する」としながら刑執行停止を申請した。


これに対し検察は、朴前大統領の現在の健康状態を綿密に確認した後、この日午後に医療界・法曹界など外部専門家が参加した審議委員会を開き、朴前大統領の刑執行停止事由を確認した。

しかし審議委員会は、朴前大統領の現在の状態が刑執行で顕著に健康を害したり生命を保全できない状態または受刑生活が不可能な状態とみるのは難しいと判断した。

朴前大統領は2017年3月31日にソウル拘置所に収監されてから2年ほど経過した今年4月17日に初めて刑執行停止を申請したが棄却されている。柳弁護士は当時、刑執行停止申請書で「頸椎と腰椎ヘルニアの症状などがまったく好転していない。焼かれるような痛みと刃物で肉を切るような痛み、しびれの症状で正常に眠れずにいる」と主張した。





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