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旭日旗がはためく東京五輪になるのか…韓国与党議員「中国・北朝鮮と共同対応」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

東京オリンピック公式ロゴ

国会文化体育観光委員会(文体委)の委員長を務める安敏錫(アン・ミンソク)共に民主党議員が4日、2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会(以下、組織委)が来年の東京オリンピック(五輪)での旭日旗の使用を認めたことについて「極めて遺憾だ。これは国際オリンピック委員会(IOC)精神を根本的に否定し、違反する」と批判した。旭日旗は日本が第2次世界大戦中に使用した戦犯旗で、日本軍国主義を象徴する旗だ。

安委員長はこの日午前、MBC(文化放送)ラジオ番組「キム・ジョンベの視線集中」のインタビューで、「五輪はIOC精神に基づいてスポーツと政治を分離するとしている」とし「日本が態度を変えなければ、1936年のナチス五輪以降、来年の安倍五輪が最も恥ずかしい大会になるだろう」と述べた。

安委員長は東京五輪で旭日旗の使用を阻止するためには過去に日本から侵略被害を受けた中国や北朝鮮を中心に国際的な連帯を模索する必要があると説明した。


安委員長は「まず北にこの事実に対して連帯しようと伝える。旭日旗問題が南北間でふさがっている関係も突破する良いきっかけになるのではと思う」とし「中国とも連帯することも考えている」と話した。

これに先立ち文体委は先月29日の全体会議で「IOCと組織委に対し、東京五輪期間に競技場内の旭日旗と旭日旗を活用したユニホーム・道具の搬入、これを活用した応援行為の禁止を求める」と明らかにした。

韓国外交部も3日、組織委が旭日旗の競技場搬入などを認めると発表すると、「旭日旗というものが周辺国家に過去の軍国主義と帝国主義の象徴と認識されているという点は日本側もよく知っているはず」とし、判断の再考を要求した。

しかしこうした韓国側の相次ぐ懸念表明にもかかわらず、日本側は来年の五輪で旭日旗を認める方針だ。

この日の産経新聞によると、組織委は「旭日旗を搬入禁止品とすることは想定していない」という方針を明らかにした。報道によると、組織委は「旭日旗は日本国内で広く使用されていて、旗を掲示すること自体が政治的な宣伝になるのではないと考える」と明らかにした。



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