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「対北朝鮮石油製品の違法な瀬取り」、米国、台湾・香港の海運会社3社に制裁

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮と米国の実務交渉が再開するか不透明な状況で、米国が北朝鮮との違法な瀬取りに関与した個人2名と海運会社3社を対象に追加制裁を加えた。

米国財務省外国資産管理局(OFAC)は先月30日(現地時間)、国連安全保障理事会(安保理)の対北朝鮮制裁に違反し、北朝鮮の違法な瀬取りに加担した個人2名と海運会社3社を制裁リストに加えたことを発表した。米財務省はこれと共に今回の制裁対象となった個人や海運会社が株式を持つ「Shang Yuan Bao号」にも「凍結」措置を下したと付け加えた。

今回の制裁対象となった人物は、台湾国籍の黄旺根と陳美香の2人だ。海運会社は台湾の瑞邦、瑞栄の2社と香港の海運会社瑞誠だ。彼らは北朝鮮と船舶対船舶で物品を輸出入した疑いを受けている。国連安保理の対北朝鮮制裁決議は、北朝鮮と瀬取りにより取引することを禁止している。


米財務省は今回の措置に関し「石油製品の輸入を制限する国連制裁を回避するための北朝鮮の継続した違法な瀬取りの実態を浮き彫りにしている」とし「これは今の国連安保理決議履行に対する米政府の献身を示すもの」と説明した。シーガル・マンデルカー米財務省テロ・金融情報担当次官は報道資料を通じて「財務省は北朝鮮船籍の船舶との違法な瀬取りに関与した個人や機関、船舶に対し、米国と国連の現制裁を履行し執行していくだろう」と述べた。

米国の北朝鮮に対する関連独自制裁は約1カ月ぶりに追加で行われた。



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