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米国務長官「北の挑発的行動は座視できない」 北朝鮮外相と舌戦再開

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ポンペオ米国務長官

ポンペオ米国務長官が27日(現地時間)、北朝鮮の最近の新型ミサイル試験について「北朝鮮の不良行動は座視できない」と述べた。21日に「北朝鮮が非核化しなければ史上最も強い制裁」と発言し、北朝鮮の李容浩(イ・ヨンホ)外相から「米国外交の毒草」「朝米交渉の邪魔者」などと非難を受けたが、舌戦を継続したのだ。米国務省も「北朝鮮が挑発を自制して交渉を再開することを促す」と主張した。

ポンペオ長官はこの日、インディアナポリスで開かれた在郷軍人会の行事に出席し、外交政策に関して米国主義(Americanism)をテーマに演説しながら「米国主義とは我々が直面した挑戦について真実を話すこと」と述べ、イラン、中国の脅威に続いて北朝鮮を説明する際にこのように言及した。

ポンペオ長官は「この政府はイランが中東の責任ある主体と見ておらず、中国の貿易と国家安保に関する悪い行動を糾弾した」とし「我々は北朝鮮の不良行動(rogue behavior)を座視できないという点も認識している」と述べた。続いて「また米国主義は全世界で正しいリーダーシップを発揮する」とし「北朝鮮の非核化のための国際的支持を引き出した」と事例も挙げた。


ポンペオ長官は具体的に北朝鮮の「不良行動」が何かについて触れなかったが、米国務省は最近の新型ミサイル試験発射の中断を促した。国務省報道官はこの日、中央日報に「北朝鮮のミサイル発射に関連し、我々は北朝鮮が挑発を自制して米国との交渉を再開することを促し続ける」と伝えた。北朝鮮が6月末にトランプ大統領と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が約束した実務交渉を先送りしていることについても「北朝鮮の交渉相手から話があれば直ちに交渉に応じる準備ができている」と話した。

ポンペオ長官は21日、ワシントン・イグザミナーのインタビューで「私は依然として金正恩委員長が非核化をするという希望を抱いている」とし「そうでない場合、我々は史上最も強力な制裁を維持し、金委員長と北朝鮮指導者に非核化するのが正しいという点を説得するために努力していく」と述べた。

これに対し李容浩(イ・ヨンホ)外相は23日の談話で、「米国が対決的な姿勢を捨てず制裁で我々と張り合おうとするのなら誤算」とし「我々は対話であれ対決であれすべて準備ができている」と述べた。ポンペオ長官の制裁維持発言を対しては「やはりポンペオは米国外交の毒草」とし「妄言をむやみに吐いて厚かましいことこの上なく、こんな人と向き合っても問題は解決せず失望感が強まるだけ」と直接的に非難した。このように米朝外相間の舌戦が続いているため、9月初めにも実務交渉の再開は難しいという見方が出ている。



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