8月初め、インドネシアのタンジュンペレパス港でコンテナ1万9574個を積んだ「MSC GULSUN」が欧州に向けて出港している。[写真 タンジュンペレパス港]
全長400メートル、全幅61.5メートル、全高33.2メートルで、コンテナ2万3756個を積載できる「MSC GULSUN」はサムスン重工業が巨済(コジェ)造船所で建造した。サムスン重工業は2017年にスイス海運会社MSCから2万3000TEU級コンテナ船を受注し、先月引き渡した。
アジアと北欧を結ぶ路線に投入された「GULSUN」は先月末、中国寧波を出港した。今月初めインドネシアのタンジュンペレパス港でコンテナ1万9574個を積んでスエズ運河を通過した「GULSUN」は、スペインのアレシラス港を経由して19日に目的地のブレーマーハーフェン港に到着した。
2万3000TEU級「GULSUN」が積載できるコンテナ2万3756個を一列に並べると約145キロとなり、ソウルで大田(テジョン)までの距離に相当する。TEUはコンテナの大きさを表す単位で、一般コンテナ(長さ6.1メートル)の大きさを基準とする。
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