トランプ米大統領は10日、自身のツイッターに「金正恩国務委員長が親書で非常に丁重に『韓米合同演習が終わり次第会って交渉したい』と話した」とし米朝会談に期待感を示した。その上で韓米合同演習を「ばかげており費用が多くかかる訓練」と直接的に非難した。同盟国である韓国には「演習費用まで出せ」と請求書を飛ばしておきながら金委員長の演習に対する不平には相槌を打ったのだ。前日「(親書で)金委員長は他方(韓国)が米国とともにする『ウォーゲーム』をありがたがらなかった。私も決して好きでなく、楽しんだこともない」とした発言から一歩踏み込んで北朝鮮の主張を擁護するような論理を展開したという分析が出ている。トランプ大統領は最近の相次ぐ短距離ミサイル発射で武力示威に乗り出している金委員長には「丁重な手紙を送った」と話した。
◇「トランプ大統領、同盟後回しの危険な発想」
◇「トランプ大統領、同盟後回しの危険な発想」
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