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韓経:「ボイコットジャパン」拡散で日本への観光客減少…アシアナに続き大韓航空も日本路線縮小へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
釜山(プサン)・大邱(テグ)など地方発・日本行きの航空路線運航縮小・中断の動きが仁川(インチョン)発着便に拡大している。格安航空会社(LCC)を中心に供給が急増した地方発路線は日本の経済報復以前から縮小の兆しが見られていた。日本を訪れる旅行客が急減し、大韓航空など大手航空会社(FSC)が仁川発路線まで構造調整を始めた。

大韓航空は仁川〜札幌・大阪・福岡・名古屋便について従来の航空機より15〜80席ほど少ない航空機に交換運航すると1日に発表した。ボーイングB777-300ER(291席)で運航していた札幌・大阪・福岡便はエアバスA330-300(276席)とB787-9(269席)、B777-200ER(248席)、A330-200(218席)に変更する。名古屋便もA330-200(218席)でB737-900ER(159席)とB737-800(138席)に交換する。12日の札幌便を皮切りに、大阪・福岡(8月19日)、名古屋(9月11日)の順で機種を変更する予定だ。

アシアナ航空も来月中旬から仁川〜大阪・福岡・沖縄便に投入する航空機をA330(290席)からB767(250席)とA321(174席)に縮小運営すると先月31日に発表した。仁川発日本路線の利用客は日本の経済報復以降、急激に減少している。大韓航空によると、先月後半(16〜31日)の乗客は同月上半期(1〜15日)より16%減少した。福岡・大阪便も1カ月間で搭乗率がそれぞれ21%と12%減少した。ある大手航空会社の営業担当役員は「このままでは9月中旬以降は一部の日本路線の運航が中断される可能性も排除できない」と述べた。


日本路線への依存度が高いLCCも仁川発路線を縮小し始めた。チェジュ航空は9月17・19・23・24・26・30日など、何日かの沖縄便の予約を中断した。ティーウェイ航空は週7回運航していた仁川〜沖縄路線を週3回に減便運航する案を検討中だ。航空情報ポータルシステムによると7月後半の仁川発日本路線の乗客は46万7249人で、日本の経済報復前の6月の前半(53万9660人)より13.4%(7万2411人)減少した。

航空業界ではことし7〜9月期の日本発「実績ショック」を懸念している。LCC売上高全体の30%ほどを占める日本路線の乗客が減少すれば、売上高と営業利益急減は避けられない。

空路に続き日本行きの航路も乗客減少により運行中断が相次いでいる。韓日高速海運は来月30日まで釜山と対馬を行き来するオーロラ号の運航を中止することにした。同じ路線を運航する対馬高速フェリー「ブルーつしま」も31日まで運休する。



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