韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が12日、忠武公(チュンムゴン)李舜臣(イ・スンシン)将軍に言及した。
文大統領はこの日、10回目の全国経済ツアーの日程として全羅南道務安(チョルラナムド・ムアン)にある全南道庁を訪問し、「全南は歴史の水の流れを正してきた」とし「忠武公李舜臣将軍の護国精神が立ち上がった場所」と述べた。「三・一独立運動の主役」とも述べた。
文大統領は続いて「全南住民が李舜臣将軍と共にわずか12隻の船で国を守った」と強調した。壬辰倭乱(文禄・慶長の役)当時、12隻の船で倭軍に対抗して勝利したエピソードを紹介した部分は当初配布された原稿にはなかった内容だった。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)はこの日、国家安全保障会議(NSC)の金有根(キム・ユグン)国家安保第1次事務処長が、極めて異例の公開記者会見を通じて、日本の輸出制裁措置に正面対応する基本姿勢を明らかにした。日本側が主張する韓国政府の北朝鮮制裁違反疑惑に対して「国連安保理専門家パネルや適切な国際機構に韓日両国の4大輸出統制体制違反事例に対する公正な調査依頼を提案する」としながらだ。
日本の措置に対し、青瓦台が事実上逆攻勢をかける状況で、文大統領が壬辰倭乱の英雄である李舜臣将軍に言及した。
文大統領は実際、長くない演説文で李舜臣将軍に3回も言及した。文大統領は李舜臣将軍の「護国精神」を先に提示した後、「李舜臣将軍の遺跡を含む西南海岸観光・リゾートベルト造成事業と南海岸観光活性化事業を支援する」として再度李舜臣将軍に言及した。
文大統領は続いて「全南人は光州(クァンジュ)学生独立運動の主役であり、4・19革命、5・18民主化運動、6月民主抗争、ろうそく革命まで歴史の峠を迎えるたびに正義を正した」とし「『乱世』に打ち克つ力が平凡な人々にあるという事実を気づかせた」と強調した。
『乱世』の辞書的意味は「戦争や無秩序な政治などで騒乱が絶えず生活が苦しい世の中」を意味する。これは前日、国会で開かれた与党「共に民主党」の日本経済報復対策特別委員会が示した認識と似ている。11日の初会議では「与野党政界はもちろん、国民とメディアまで単一隊列を組まなければならない」〔崔宰誠(チェ・ジェソン)委員長〕、「政界での分裂、メディアを通した分裂はこのような状況では敵」〔李洙勲(イ・スフン)前駐日大使〕などの発言が相次いだ。
一方、文大統領は全南との個人的な縁を紹介したりもした。文大統領は「1978年、海南(ヘナム)大興寺(テフンサ)で全南とつながりができた」とし「住民登録を移して予備軍も移して訓練を受けたため、法的に一時全南道民だった」と話した。この日の日程には光州出身の姜ギ正(カン・ギジョン)政務首席が同行した。
文大統領は引き続き全南の自然資源を基盤に「ブルーエコノミー(Blue Economy)」と命名した全南発展ビジョンを提示した。文大統領は「全南はグローバルエネルギー新産業首都という名前にふさわしく、再生エネルギー発電量全国1位でエネルギー新産業をリードしている」とし「伝統エネルギー源だけでなく新エネルギー源を合わせる、名実共に大韓民国のエネルギー中心地になるだろう」と述べた。新再生エネルギー開発は文政府が推進している脱原発政策の核心だ。
文大統領はまた、ドローンおよび無人機、超小型電気自動車開発などに関連した施設が入ることを強調しながら「全南は中小・中堅企業中心の未来自動車産業を先導する中心地になるだろう」と述べた。観光産業に関連しても、今年4月に開通した「チョンサ大橋 」をはじめ、新安(シンアン)と麗水(ヨス)地域の連島橋建設計画も紹介した。この他に務安空港を経由する湖南(ホナム)高速鉄道の早急な完工、光州松汀(ソンジョン)と順天(スンチョン)をつなぐ慶全(キョンチョン)線電鉄化事業などに対する円滑な実行を約束した。
文大統領はこの日、10回目の全国経済ツアーの日程として全羅南道務安(チョルラナムド・ムアン)にある全南道庁を訪問し、「全南は歴史の水の流れを正してきた」とし「忠武公李舜臣将軍の護国精神が立ち上がった場所」と述べた。「三・一独立運動の主役」とも述べた。
文大統領は続いて「全南住民が李舜臣将軍と共にわずか12隻の船で国を守った」と強調した。壬辰倭乱(文禄・慶長の役)当時、12隻の船で倭軍に対抗して勝利したエピソードを紹介した部分は当初配布された原稿にはなかった内容だった。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)はこの日、国家安全保障会議(NSC)の金有根(キム・ユグン)国家安保第1次事務処長が、極めて異例の公開記者会見を通じて、日本の輸出制裁措置に正面対応する基本姿勢を明らかにした。日本側が主張する韓国政府の北朝鮮制裁違反疑惑に対して「国連安保理専門家パネルや適切な国際機構に韓日両国の4大輸出統制体制違反事例に対する公正な調査依頼を提案する」としながらだ。
日本の措置に対し、青瓦台が事実上逆攻勢をかける状況で、文大統領が壬辰倭乱の英雄である李舜臣将軍に言及した。
文大統領は実際、長くない演説文で李舜臣将軍に3回も言及した。文大統領は李舜臣将軍の「護国精神」を先に提示した後、「李舜臣将軍の遺跡を含む西南海岸観光・リゾートベルト造成事業と南海岸観光活性化事業を支援する」として再度李舜臣将軍に言及した。
文大統領は続いて「全南人は光州(クァンジュ)学生独立運動の主役であり、4・19革命、5・18民主化運動、6月民主抗争、ろうそく革命まで歴史の峠を迎えるたびに正義を正した」とし「『乱世』に打ち克つ力が平凡な人々にあるという事実を気づかせた」と強調した。
『乱世』の辞書的意味は「戦争や無秩序な政治などで騒乱が絶えず生活が苦しい世の中」を意味する。これは前日、国会で開かれた与党「共に民主党」の日本経済報復対策特別委員会が示した認識と似ている。11日の初会議では「与野党政界はもちろん、国民とメディアまで単一隊列を組まなければならない」〔崔宰誠(チェ・ジェソン)委員長〕、「政界での分裂、メディアを通した分裂はこのような状況では敵」〔李洙勲(イ・スフン)前駐日大使〕などの発言が相次いだ。
一方、文大統領は全南との個人的な縁を紹介したりもした。文大統領は「1978年、海南(ヘナム)大興寺(テフンサ)で全南とつながりができた」とし「住民登録を移して予備軍も移して訓練を受けたため、法的に一時全南道民だった」と話した。この日の日程には光州出身の姜ギ正(カン・ギジョン)政務首席が同行した。
文大統領は引き続き全南の自然資源を基盤に「ブルーエコノミー(Blue Economy)」と命名した全南発展ビジョンを提示した。文大統領は「全南はグローバルエネルギー新産業首都という名前にふさわしく、再生エネルギー発電量全国1位でエネルギー新産業をリードしている」とし「伝統エネルギー源だけでなく新エネルギー源を合わせる、名実共に大韓民国のエネルギー中心地になるだろう」と述べた。新再生エネルギー開発は文政府が推進している脱原発政策の核心だ。
文大統領はまた、ドローンおよび無人機、超小型電気自動車開発などに関連した施設が入ることを強調しながら「全南は中小・中堅企業中心の未来自動車産業を先導する中心地になるだろう」と述べた。観光産業に関連しても、今年4月に開通した「チョンサ大橋 」をはじめ、新安(シンアン)と麗水(ヨス)地域の連島橋建設計画も紹介した。この他に務安空港を経由する湖南(ホナム)高速鉄道の早急な完工、光州松汀(ソンジョン)と順天(スンチョン)をつなぐ慶全(キョンチョン)線電鉄化事業などに対する円滑な実行を約束した。
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