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韓経:現代・起亜自動車、性能・燃費改善し排ガス減らす技術を初開発…「ガソリンエンジン史に一線画す」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

「スマートストリームG1.6 T-GDiエンジン」

現代(ヒョンデ)・起亜(キア)自動車が自動車エンジンのバルブを自由に開閉できる技術を世界で初めて開発した。エンジン性能と燃費を改善しながらも排出ガスは減らす技術革新と評価される。

現代・起亜自動車は3日、京畿道高陽(キョンギド・コヤン)の現代モータースタジオで新技術メディア説明会を開き、新たに開発した連続可変バルブデュレーション(CVVD)技術を量産車に採用すると発表した。CVVDはエンジンバルブを開閉するタイミングを自由に調節できる技術だ。バルブは燃料を燃やすのに必要な空気をエンジンに注入する出入口だ。エンジン燃焼室から出た排気ガスを排出する通路でもある。バルブを適切なタイミングで開閉して空気流入量を調節し、エンジン効率を最大に引き上げることは業界の宿願だった。

業界ではCVVD技術開発に対し133年のガソリン内燃機関の歴史に一線を画す革新という評価が出ている。ポルシェ、BMW、トヨタなど世界の自動車メーカーもバルブ制御技術を保有している。だが燃費を改善すればエンジン性能が落ち、エンジン性能を高めれば燃費が低下する限界があった。これに対し現代・起亜自動車のCVVDはこれまでよりエンジン性能を4%、燃費を5%引き上げながらも排出ガスを12%減らした。


現代・起亜自動車はこの日CVVD技術を採用した「スマートストリームG1.6 T-GDiエンジン」を公開した。排気量1598ccの4気筒ガソリンターボエンジンで最高出力は180馬力だ。このエンジンは下半期に販売する「ソナタ・ターボ」に搭載される。





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