韓国の総合芸術家と言われる「妓生」
先週土曜日午後、全羅北道井邑市(チョルラブクド・チョンウプシ)古宅文化体験館(旧券番文化芸術院)にイ・ナンヒャンの歌曲『草堂の後ろに』がゆったりと流れていた。管弦楽伴奏とともに歌われた歌曲は、朝鮮時代に生まれた伝統声楽曲だ。「草堂の後ろにやってきて座りソッチャクソッチャク鳴く鳥よ~~、客窓に座りソッチャクソッチャク鳴く鳥よ~」。まさにその時、蓄音機から流れるイ・ナンヒャンの声が軒の下にぽたぽた落ちる梅雨の雨音と重なり私の切なく心を震わせた。
【コラム】まだ妓生を下に見るのか=韓国(2)
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