離婚訴訟第１審で棄却判決を受けた映画監督のホン・サンスが控訴を断念した。

ホン・サンス監督の法律代理人を務める法務法人ＯＮＥは２８日、報道資料を通じて「ホン・サンス監督は作品の演出と現在の生活に集中するために離婚訴訟第１審の判決に控訴しないことを決めた」と伝えた。

続けて「婚姻生活が完全に終わっているという事実には変わりない」と強調しつつ「社会的条件が整えば、改めて裁判所の確認を受けるつもりだ」と付け加えた。


１４日、ソウル家庭裁判所〔家事第２部単独　金成珍（キム・ソンジン）判事〕で開かれたホン・サンス監督と妻Ａさんの離婚訴訟の判決宣告公判でホン・サンス監督の離婚請求が棄却された。

ホン・サンス監督は女優キム・ミニと交際を続けている。２０１７年の映画『夜の浜辺でひとり』のメディア試写会で「愛し合っている仲」と不倫の事実を公に認めた。