2017年にG20首脳会議出席のためドイツを訪問中の文在寅大統領が7日午前(現地時間)、ハムブルクの会談会場内のメッセホール両者会談場で安倍晋三首相と韓日首脳会談を前に挨拶を交わしている。(写真=青瓦台写真記者団)
北東アジア局長を務めた趙第1次官は日本語も堪能で日本での勤務経験も豊富だ。長嶺大使も先月31日、ソウル都染洞(トリョムドン)の外交部庁舎に自ら足を運んで趙第1次官を訪問し、就任祝いの挨拶を伝えた。金鉉宗(キム・ヒョンジョン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室第2次長も著書『金鉉宗、韓米FTAを語る』で趙第1次官を「日本に言うべきことは言う真の外交官」という要旨で描写している。
ただし、韓日首脳会談は容易でない外交問題だ。日本は韓国が大法院(最高裁)の強制徴用賠償判決に基づき日本企業の韓国内資産が現金化した後で差し押さえされた場合を両国関係のレッドラインとしている。日本政府は韓国政府に数回にわたり韓日請求権協定に基づく仲裁委員会の構成を要請してきたが韓国政府は「綿密に検討している」という立場で一貫している。これにより、日本政府は仲裁委が開かれない場合、韓日首脳会談を開かないという方法をメディアが取り上げてきた。
しかし、これは日本にとっても負担という指摘が提起されている。米国が韓米日の「三角共助」を重視している状況でことしのG20開催国である日本が韓国の首脳を冷遇する姿が見られれば、日本の国益にとってもマイナスになるからだ。モーガン・オータガス米国務省報道官は10日(現地時間)、ドナルド・トランプ大統領とマイク・ポンペオ国務長官のG20訪問を確認し、日本の安倍首相と「北朝鮮および(中国などの)他の共同の挑戦課題に向けた統合されたアプローチのために韓国との三角共助の強化方法を議論する」と釘を刺した。このような状況で安倍首相が文在寅大統領との会談拒否を演出すれば、日本にとっても外交的負担になる。
日本では韓日首脳会談をめぐり、G20首脳会議の公式晩餐会中にしばし歓談をするか、フル・アサイド(pull aside、非公式略式会談)の形で略式で行われる可能性が提起されてきた。しかし、外交部当局者は「特定の形式は決まっていない」とし、「多様な可能性について協議中」とだけ述べた。
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