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「海外ブランド品の密輸」ナッツ姫母娘に懲役刑…執行猶予で拘束は免れた

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
国籍機を利用して海外で購入したブランド品などを密輸入した疑いで起訴された趙顕娥(チョ・ヒョナ)前大韓航空副社長と母の李明姫(イ・ミョンヒ)前一宇(イル)財団理事長に懲役刑の執行猶予を言い渡された。

法曹界によると、13日、仁川(インチョン)地裁刑事6単独のオ・チャンフン判事は関税法違反の疑いで不拘束起訴された趙前副社長に懲役8カ月と執行猶予2年、罰金480万ウォン(約44万円)を言い渡して6300万ウォンの追徴を命令した。

オ判事は同じ疑いで起訴された李前理事長に対しては懲役6カ月と執行猶予1年、罰金70万ウォンを言い渡して3700万ウォンの追徴を命令した。裁判長は趙前副社長と李前理事長にそれぞれ80時間の社会奉仕も命じた。


オ判事は「被告人の犯行回数と密輸入した物品の金額が大きい」とし、「罪責が軽くない」としながらも「密輸物品のほとんどが日常生活用品や自家消費用なので流通秩序をかく乱する目的で犯罪を犯したわけではなかった。被告人が反省している点なども考慮した」と量刑の理由を明らかにした。

これに先立ち、検察は先月16日に開かれた結審公判で趙前副社長に懲役1年4カ月に6200万ウォンの追徴を求刑した。また、李前理事長に対しては懲役1年および罰金2000万ウォンに3200万ウォンの追徴を求刑した。



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