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乱暴な髪つかみ…「文大統領下野」主張した牧師の記者会見場が大騒ぎに

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

チョン・グァンフン牧師が11日、ソウル世宗路(セジョンノ)プレスセンターで記者会見を行って「文在寅大統領の下野」を促した。ある参加者が抗議すると髪の毛をつかまれて追い出されている。

韓国キリスト教総連合会(韓キ総)のチョン・グァンフン代表牧師の「文大統領下野」記者会見場が髪つかみなどで一時大騒ぎになった。

韓キ総のチョン代表牧師がこの日、ソウル中区(チュング)韓国プレスセンターで記者会見を行い、また「文在寅(ムン・ジェイン)大統領の下野」を促す席だった。この日、記者会見の途中で突然チョン牧師に反対する参加者が立ち上がり「このような記者会見はやめろ」として大声を張り上げ、会見場を抜け出た。引き続き、また他の参加者も大声で叫んで抗議し、チョン牧師の支持者は抗議する参加者の髪の毛をつかんで後ろから引っ張った。記者会見を終えた後、チョン牧師に質問をしたある記者は参加者に押されて倒れたりもした。

韓国キリスト教総連合会のチョン牧師は「大韓民国正す国民運動本部」の主催で開いた記者会見の開会の辞で「このままでは大韓民国がなくなるのではないか。国が滅びる前に守るべきだと考えた」とし、「文大統領が年末までやって自ら青瓦台(チョンワデ、大統領府)から出よ」と主張した。


チョン牧師は米ドナルド・トランプ大統領に送る公開書簡を朗読することに先立ち、文大統領に向かって暴言を吐いた。彼は「今年末まで自ら歩いて出るか、それとも朴槿恵(パク・クネ)氏とその監房を交代せよ」とし「朴槿恵前大統領を青瓦台に迎えて、君はその場に入って」と話した。彼はトランプ大統領に助けてほしいという内容の公開書簡を読んだ後「文大統領が主体思想から転向したという話を聞いたことがない。転向せず大統領をするためには韓国でせずに北朝鮮でせよ」とも訴えた。

チョン牧師は「文大統領が胸に手をのせて民族と国家の前に決断を下してほしいが、神様が文大統領に知覚を開いてほしいと(しようと)青瓦台の前で1人断食リレー祈祷会をすることに決めた」と明らかにした。

一方、チョン牧師は8日、ネイバーの韓キ総ブログに掲載した「韓キ総代表会長のチョン・グァンフン牧師の国家的弾圧に対する声明書」というタイトルの文章で「文在寅氏は自身の誤った信念で全国家と国民に北朝鮮の共産主義理念である主体思想を強要している」と主張した。

これに先立ち、市民団体「愛国国民運動大連合」は文在寅大統領を「従北」と指して下野を促したチョン牧師を侮辱、内乱扇動などの疑いで7日ソウル九老(クロ)警察署に告発した。愛国国民運動大連合のオ・チョンド代表は声明書で「特殊職である牧師という身分を利用し、政治的な歩みを見せたチョン・グァンフン牧師は黄教安(ファン・ギョアン)自由韓国党代表が大統領になれば長官を提案したというが、事実かどうかを明らかにし、事実でなければ虚偽事実流布罪で処理してほしい」と明らかにした。続いて「韓キ総の解体を促す。あらゆる不正の温床」と主張した。



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