性暴行疑惑で取り調べを受けてきたグループＳＳ５０１出身の歌手キム・ヒョンジュンさん（３２）が無嫌疑処分を受けた。

警察によると、１１日、京畿道一山（キョンギド・イルサン）東部警察署はキム・ヒョンジュンさんの強姦疑惑に対して「嫌疑なし」の不起訴意見で前日、検察に事件を送検した。

警察は３月末、Ａ氏から「２０１０年５月高陽市（コヤンシ）にある自宅を訪ねてきたキム・ヒョンジュンさんに性暴行された」という内容の告訴状を受け付けて捜査を進めてきた。


キム・ヒョンジュンさんは当時、警察調査で「２０１０年当時、知人と二人で酒を飲んだが、ともに酒を飲んでいた女性ホステスがいた。その方がその告訴人で、告訴人が望んでその方の家に行って合意の下に関係を結んだ」として犯罪疑惑を強く否認した。その後、Ａ氏を誣告および名誉毀損の疑惑で反訴した。

３カ月間捜査を進めた警察関係者は「両側の供述と当時の状況などを総合的に判断して捜査した結果、疑惑に関する証拠がなく、不起訴意見と結論付けた」と話した。

今回の結果によりＡ氏に対する反訴の捜査も本格化するものと見られる。

これに先立ち、キム・ヒョンジュンさんの所属事務所ＳＤＫＢは「一方的な虚偽主張で１５年間築いてきた芸能人としてのイメージと名誉に多大な被害を受けた」として「根拠のない虚偽事実を流布する行為を断絶するためにも事実関係が厳正に究明される必要があるだろう」とＡ氏を告訴した。

２０１８年１２月義務警察として服務を終えたキム・ヒョンジュンさんは３月、新アルバム『Ｓｎａｐｓｈｏｔ』を発売してＭＢＣ（文化放送）『覆面歌王』に出演し、メキシコ・ペルーなどの地域でワールドツアーを進めるなど活発に活動した。

疑いを晴らしたキム・ヒョンジュンさんは７月、東京、大阪、福岡など「ＫＩＭＨＹＵＮＧＪＵＮ　ＲＥＢＯＯＴ　ＴＯＵＲ　２０１９」というタイトルで日本ツアーを開催し、本格的な活動を始める。