4月訓練中だった最新鋭ステルス戦闘機F-35Aが青森県近海に墜落した事故に関して、日本航空自衛隊が10日「機体の姿勢を正しく認識できない状態に陥り、急降下していることに気付かなかった可能性が高い」という調査結果を発表した。
機体の高度と姿勢を認識することができないパイロットのいわゆる「空間識失調(飛行錯覚)」状態が原因と見られ、機体欠陥の可能性はきわめて低いという判断だ。これに伴い、航空自衛隊はその間中止していたF-35A戦闘機の飛行再開を検討しているとNHKは報じた。
航空自衛隊の発表は当時一緒に訓練中だったほかのF-35A機体の記録などを土台にしたものだ。NHKによると、当時事故にあったパイロットは「訓練を中止する」とほかのF-35Aのパイロットらと交信したが、異常状況であることを知らせる内容はなかったという。
岩屋毅防衛相は記者会見で「総合的な分析の結果、機体に異常が発生していた可能性は極めて低く、操縦者が空間識失調、平衡感覚を失った状態に陥っており、そのことを本人が意識していなかった可能性が高い」として「国民に多大なご不安とご迷惑をかけたことを誠に申し訳なく思っている」と謝罪した。
機体の高度と姿勢を認識することができないパイロットのいわゆる「空間識失調(飛行錯覚)」状態が原因と見られ、機体欠陥の可能性はきわめて低いという判断だ。これに伴い、航空自衛隊はその間中止していたF-35A戦闘機の飛行再開を検討しているとNHKは報じた。
航空自衛隊の発表は当時一緒に訓練中だったほかのF-35A機体の記録などを土台にしたものだ。NHKによると、当時事故にあったパイロットは「訓練を中止する」とほかのF-35Aのパイロットらと交信したが、異常状況であることを知らせる内容はなかったという。
岩屋毅防衛相は記者会見で「総合的な分析の結果、機体に異常が発生していた可能性は極めて低く、操縦者が空間識失調、平衡感覚を失った状態に陥っており、そのことを本人が意識していなかった可能性が高い」として「国民に多大なご不安とご迷惑をかけたことを誠に申し訳なく思っている」と謝罪した。
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