壬辰倭乱当時に朝鮮に投降した倭軍の武将・沙也可は金忠善(キム・チュンソン)という名前を受けた。(写真=韓日友好館提供)
壬辰倭乱当時、祖国を背を向けて朝鮮側に立った倭軍の武将、沙也可。沙也可顕彰碑が日本にあるという話を聞いて5日、和歌山県に向かった。大阪から列車に乗って南に約90キロ。沙也可の碑は和歌山市の紀州東照宮にあった。東照宮は徳川家康を祀る神社で、紀州は和歌山地域をいう。豊臣氏を滅ぼした家康の神社の前に沙也可の碑を建てたのは絶妙な選択だ。
「名分なき戦争」として朝鮮に投降した沙也可、日本にも顕彰碑(2)
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