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米国国際貿易委員会、LG・SKの「バッテリー特許訴訟」調査に着手

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
米国国際貿易委員会(US ITC)が29日(現地時間)、LG化学がSKイノベーションに対し提起したバッテリーの特許侵害訴訟について調査開始(discovery)を決定した。ITCは準司法連邦政府機関で、貿易に関する事案に関し幅広い独自の調査権を有している。同時に、知的財産権を侵害した商品の輸入を禁止することができる。

先月30日、LG化学はITCにSKイノベーションに対する特許侵害訴訟を提起した。調査が開始されれば、両社は関連資料の提出やインタビューなどの調査手順に応じなければならない。

LG化学は先月提出したA4用紙65ページにわたる訴状で「LG化学が開発したフォルクスワーゲンのバッテリー・プラットフォーム技術をSKイノベーションが持ち出した」と主張した。LG化学は「SKイノベーションは組織的にLG化学の知的財産を盗んだ」とし、「電気自動車のバッテリー技術に関連のある部品やシステム」だと主張した。


これに対しSKイノベーションは訴状で指摘した内容は事実と異なるだけでなく、具体的な技術流出を特定できていないと反論している。SKイノベーションは「フォルクスワーゲンのバッテリー・プラットフォーム関連の人材の中にLG化学出身者は1人もいない」とし、「フォルクスワーゲンのバッテリー技術を持ち出したという主張は事実と異なる」と述べた。

ITCは調査開始を通知した後、可能な限り早期に調査を終えて判定を下すものと法で定めている。ITCは概ねことしの年末か来年初めには調査結果をもとに結論を下すものと見られる。





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