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トランプ氏、文氏と35分電話会談…「韓国、北への食糧支援は時宜適切」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

文在寅大統領は7日午後、ドナルド・トランプ米国大統領と35分間の電話会談を通じ、北朝鮮が4日に打ち上げた発射体関連の情報を共有し、今後の韓半島(朝鮮半島)非核化方案について意見を交換した。(写真提供=青瓦台)

米国のドナルド・トランプ大統領が8日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との電話会談で、韓国が人道的次元で北朝鮮に食糧を提供することが非常に時宜適切で肯定的な措置になると評価した。

トランプ大統領のこのような言及は、この日午後、文大統領と35分間の電話会談を通じて、4日の北朝鮮の戦術誘導武器を含めた短距離発射体の発射に関連し、両国の立場を調整する過程から出た。

この日の会談で、まず韓米首脳は北朝鮮の発射直後に韓米両国政府が緊密な協調下で適切な方法で対応したことが非常に効果的だったということで意見を一致させた。北朝鮮が非核化のための対話軌道から離脱しないようにするために、できるだけ早く非核化交渉を再開することについても意見を交換した。


両首脳は国際連合食糧農業機関(FAO)や世界食糧計画(WFP)などが発表した北朝鮮の食糧実態報告書についても意見を交わした。これに先立ち、FAO・WFPが北朝鮮の現地実態調査後に作成して公開した報告書によると、北朝鮮の昨年の食糧生産量(490万トン)は過去10年で最も少ない水準であると推定され、今年(2018年11月~2019年10月)も136万トンの食糧支援が必要であることが分かった。

外交界では当初、韓米が食糧支援カードを使って、2回目の米朝首脳会談決裂以降、膠着状態に陥った米朝対話の再開を推進するという見方が出てきた。だが、北朝鮮が4日に短距離発射体を東海(トンへ、日本名・日本海)沖に発射したことで、米国ではむしろ制裁を強化しようという主張が出ていた。

トランプ大統領がこの日、文大統領との電話会談で、食糧支援を通じて「北朝鮮リスク」を管理していくという意志を表明したことを受け、韓米の食糧支援に対して北朝鮮がどのような反応を示すか注目されている。



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