ロシアのプーチン大統領が先月25日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との会談で、米国が主張する「最終的かつ完全に検証された非核化」(FFVD)を要求したと、読売新聞が韓日米協議筋を引用して4日にソウル発で報じた。
読売新聞は「プーチン大統領が米国に一定の配慮を示したもので、対米交渉を控えてロシアの全面的な支持を期待した北朝鮮の金委員長には満足できない結果に終わったとようだ」と分析し、「今後、北朝鮮の対外政策にも影響を与える可能性がある」と伝えた。
報道によると、米国のビーガン北朝鮮担当特別代表は露朝首脳会談前の先月18日、モスクワでモルグロフ露外務次官に会い、「FFVDは米国の不変の立場であることを北朝鮮に必ず伝えてほしい」と述べた。
プーチン大統領はこの内容を金委員長に伝えながら「米国はFFVDの立場を(最後まで)堅持するとみられ、北朝鮮もFFVDを実行しなければいけない」とも話したと、読売新聞は報じた。
しかしプーチン大統領は非核化の進展方式に関しては、金委員長が米国に要求してきた「段階的かつ同時的な措置」に支持を表明した。金委員長は「ロシア側から我々の主張を米国に伝達してほしい」と要請したという。
FFVDをめぐり米国は2月末のハノイ米朝首脳会談で▼北朝鮮の核の米国搬出▼すべての大量破壊兵器と弾道ミサイル、発射台の解体▼すべての核活動の凍結と核リスト申告▼核技術者の商業活動への移動--などを求めた。これに対し北朝鮮は寧辺(ヨンビョン)核施設廃棄が完了する段階で主な対北朝鮮制裁を解除してほしいと要求した。
読売新聞は「プーチン大統領は結果的に(米国と北朝鮮の)双方の主張で中間的な立場を示したとみられる」と伝えた。
読売新聞は「プーチン大統領が米国に一定の配慮を示したもので、対米交渉を控えてロシアの全面的な支持を期待した北朝鮮の金委員長には満足できない結果に終わったとようだ」と分析し、「今後、北朝鮮の対外政策にも影響を与える可能性がある」と伝えた。
報道によると、米国のビーガン北朝鮮担当特別代表は露朝首脳会談前の先月18日、モスクワでモルグロフ露外務次官に会い、「FFVDは米国の不変の立場であることを北朝鮮に必ず伝えてほしい」と述べた。
プーチン大統領はこの内容を金委員長に伝えながら「米国はFFVDの立場を(最後まで)堅持するとみられ、北朝鮮もFFVDを実行しなければいけない」とも話したと、読売新聞は報じた。
しかしプーチン大統領は非核化の進展方式に関しては、金委員長が米国に要求してきた「段階的かつ同時的な措置」に支持を表明した。金委員長は「ロシア側から我々の主張を米国に伝達してほしい」と要請したという。
FFVDをめぐり米国は2月末のハノイ米朝首脳会談で▼北朝鮮の核の米国搬出▼すべての大量破壊兵器と弾道ミサイル、発射台の解体▼すべての核活動の凍結と核リスト申告▼核技術者の商業活動への移動--などを求めた。これに対し北朝鮮は寧辺(ヨンビョン)核施設廃棄が完了する段階で主な対北朝鮮制裁を解除してほしいと要求した。
読売新聞は「プーチン大統領は結果的に(米国と北朝鮮の)双方の主張で中間的な立場を示したとみられる」と伝えた。
この記事を読んで…