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輸出・投資が厳しいが…韓銀「4-6月期は速い成長」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国銀行(韓銀)の景気予測能力がまた俎上に載せられた。18日に今年の経済展望修正値を出してから1週間ぶりだ。韓銀の予測通りに上半期成長率2.3%、年間成長率2.5%を達成するには、4-6月期に大幅な成長に転じる必要がある。

韓銀のパク・ヤンス経済統計局長は25日の会見で「算術的にみると4-6月期に1.5%成長(前期比)、7-9月期、10-12月期にそれぞれ0.8%、0.9%成長すれば年間2.5%の達成が可能」とし「4-6月期からは経済成長の速度が上がり、韓銀調査局が予想する年間2.5%成長の経路を維持するだろう」と述べた。

しかし民間専門家の意見は違う。4-6月期のプラス成長は可能だが、韓銀が予測した「速い成長」は容易でないという見方だ。輸出や設備投資、民間消費などが当分は増加しにくいという理由からだ。


NH投資証券のアン・ギテ研究員は「1-3月期のマイナス成長だったため4-6月期にはプラス成長(前期比)するだろうが、その幅は韓銀の予測より低いだろう」とし「4-6月期の成長率は1%前後と見るのが現実的な数値であり、低調な1-3月期の成果を考慮すると年間経済成長率は2.3%水準と予想する」と話した。

メリッツ総合金融証券のイ・ギョンス・リサーチセンター長は「韓銀が年間成長率予測値を(従来2.6%から)2.5%に下方修正したが、1-3月期の数値を見るとそれより低くなるはず」とし「年間成長率は2.3%ほどになるだろう」と予想した。

韓銀は先週の経済見通し発表では1-3月期のマイナス成長の可能性をすでに考慮していたと説明した。パク局長は「(韓銀)調査局は1-3月期のマイナス成長を見ながら(経済見通し)を発表したと思う」とし「国内総生産(GDP)発表の1週間前には1、2月の産業生産活動指標も出て、3月の指標もモニタリングしながら十分にマイナス成長を予想できたはず」と述べた。

しかし政府の支出を除いた他の部門では成長動力が見えないというのが民間専門家の指摘だ。イ・センター長は「輸出の核心は半導体業況だが、昨年10-12月期から急落した半導体価格が今年10-12月期までは持続的に下落すると見込んでいる」とし「この場合、少なくとも7-9月期までは低調な経済指標が続く可能性がある」と説明した。アン研究員は「設備投資の経済成長率寄与度は2017年下半期から低下したが、これは半導体業況だけの問題ではない」とし「補正予算の効果も大きくはないだろう」という見方を示した。



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