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安倍首相の特使と向き合って座った習主席、韓国特使とは違う…

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

2018年3月12日、鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長が文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使として訪中し、中国の習近平主席に会っている。(北京共同取材団)

中国の習近平国家主席が24日、安倍晋三首相の特使として訪中した二階俊博自民党幹事長に会い、6月に大阪で開催される主要20カ国・地域(G20)首脳会議に出席する意向を明らかにした。習主席がG20出席を自ら確認したのは今回が初めて。習主席が日本訪問を確認したことで、時期を合わせて韓国も訪問するという見方が出ている。

習主席はこの日、日本首相の特使を向かい合って座った。中国国営の新華社通信など中国メディアの25日の報道によると、習主席が二階幹事長と対等な位置で向かい合って座る写真が掲載されている。あたかも両国首脳が会って拡大首脳会議をしているような場面だ。これを受け、中国が最近、日本との関係を改善し、両国が過去より密着しているという解釈が出ている。

これまで韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は2人の特使を送ったが、その当時の状況とは異なる。李海チャン(イ・ヘチャン)元首相が2017年5月19日に訪中して習主席に会った時は「上席と下席」という声が出てきた。


習主席が大きな長方形の会議テーブルの真ん中に座り、李前首相は習主席の右側に座った。これは習主席が香港特別行政区行政長官に会う時と同じ席の配置だった。当時は高高度防衛ミサイル(THAAD)韓国配備問題で韓中両国の葛藤が深まっていた時期であり、中国の心情が露出したという分析があった。

2018年3月12日に鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長が文大統領の特使として訪中した当時も同じ席の配置が繰り返された。習主席が上席に該当する長方形テーブルの真ん中に座り、鄭特使は中国側同席者の楊潔チ共産党政治局員と向き合う位置だった。

一方、習主席はこの日、二階幹事長に対し「中日関係が正常軌道に戻り、積極的な発展の流れを見せている」とし「両国がお互い脅威とならず協力のパートナーとなり、相手の発展を助け合うことを望む」と述べた。安倍首相の安否を問う言葉も述べたという。



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